報告 2017年07月21日更新

地味に大盛況!・シネバトルトークサロンを開催しました


初の試みとなったシネバトルトークサロンが無事終了しました。

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いつもはプレゼンターが3分の制限時間でイチ押し作品を語り、オーディエンスの投票によって金賞・銀賞が決まるシネバトル。質疑応答タイム(これも3分)でのプレゼンターとオーディエンスとの丁々発止のやりとりも大変楽しいのですが、そもそも客席に座っていても、自分なりの感想を述べてみたい瞬間や、プレゼンターも知らない作品のトリビア的情報を伝えたい場面もあると思うのです。
そんなオーディエンス側のムズムズを思う存分開放できる場になれば...との思いでトークサロンを開いてみました。
とは言えサロンは初めての試み。事前の申し込みがあるわけでもなく実際に何人くらいの方が参加してくださるものやら当日になってもさっぱり読めず(笑)。ひとりでもふたりでもやろう!と腹を括っていたのですが、蓋を開けてみれば14名も参加してくださいました!
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今回のテーマは「2017年上半期、印象に残ったこの1本」。最初にルールを確認。
・人の話は最後まで聞きましょう
・特定の作品や関係者をけなすのは(なるべく)やめましょう
・自分の好きな作品が否定されても怒らない
不特定多数の人々が自由に発言するにはこれくらいのルールが必要と思い冒頭に確認させていただきましたが、集まったみなさんは紳士淑女でしたから、結果的にとても和やかにトークは進みます。ひとりひとり自己紹介をしつつ「印象に残った1本」を披露していきました。面白いのは必ずしも2017年に封切られた作品とは限らないところ。たまたまテレビで観てしまった、とかレンタルビデオで観たなど過去の作品も含めて、自由にトークが繰り広げられました。いつものプレゼンター→オーディエンスという流れではなく、自由に話題のキャッチボールができるのがとても新鮮で楽しかったです。
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問題は時間でした。ご案内のサロン開催時間は18:30-19:30、1時間です。どんなに延長しても水曜日のメディアテーク2階は20:00でクローズ。12名が自由におしゃべりするのって、思ったより時間が必要なんですね。自己紹介と印象深い1本の作品紹介だけでかなりの時間が経ってしまいました。途中途中で話題がどんどん膨らんでいきそうな場面もあったのですが...。次回への課題です。
また中には「自分の映画体験の幅を広げるために、他人がどういう作品を観ているのか(評価しているのか)聞いてみたい」という方も複数人おられました。気になる作品名を熱心にメモする方も。シネバトルって、そういう楽しみ方もあるんですね。
ということで、初回からずいぶんスムースに実施できたトークサロン。しかしそれは様々に弁えて参加者同士がお互いの言葉を引き出そうとしてくださったおかげです。大人の趣味話は本当に楽しい!を実感した一夜でありました。次回のトークサロンは2017年9月27日(水)。テーマは未定ですが、今後決まり次第このブログや現地の看板(!)でお知らせしていきます。お楽しみに!!
(A.H.)

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