せんだいメディアテーク

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プロジェクトリスト | どこコレ?-おしえてください昭和のセンダイ

2013年08月17日更新報告第1回どこコレ? −−おしえてください昭和のセンダイ レポート

【開催概要】
日時:2013 年 8 月 17 日(土)15:00-17:00
会場:せんだいメディアテーク 7f スタジオa
(参考: https://www.smt.jp/projects/doko/2013/08/post-46.html


* * *





当NPOは、かねてより昔の写真や8ミリフィルムを集め、保存し、公開する、ということを、様々な手法で開催してきました。市民の方から寄せられた写真や映像の中には、仙台のどこかではあるけれども詳細がわからないものがたくさんあります。これらは今のうちに明確にしておかないと、後々わからなくなってしまい、貴重なものであるにもかかわらず「資料」としては使えないものとなってしまいます。

仙台に関する貴重な資料を眠らせておくのはもったいない!ということで、「どこを撮ったのか?」「いつ頃のものか?」「当時の思い出」など、みなさんが知っている情報を教えてください、と呼びかけ、2013年1月19日から3月3日までの期間、せんだいメディアテークとの共催で7階南側ラウンジにて「どこコレ?」展示を開催しました。

写真0
「どこコレ?」で情報を寄せてくださる参加者のみなさん

今回の考えるテーブルは、「どこコレ?」期間中にみなさんからお寄せいただいた情報をもとにわかったことなどについて、参加者と一緒に話し合いました。

前回の「どこコレ?」では85枚のうち65枚の写真が確定。そして今回はまだ会期中であったにもかかわらず、90数枚用意したうちすでに62枚が確定していました。この確定した写真を、会場のみなさまにご覧いただきました。

写真1
映画は大映(青葉通)

会場の方から「たぶん、正面が仙台駅で、青葉通では」「大映で映画を見た」「手前が今のダイエー。その側から仙台駅方面を撮っている場所で間違いない」とお話しいただきました。

写真2
現在の写真

これが現在の場所。青葉通、現在のダイエーの辺りから、仙台駅方面を見ている写真。中央に映っている木が、今もあるケヤキです。

写真3
「どこコレ?」付箋付き写真

「どこコレ?」ではこのように、お客様から直接情報を書き込んでいただきました。場所はもちろん、映画を見た思い出を書いてくれる方もいて、少しずつ情報が集められ、確定していったものです。会場に来ていただいたお客様それぞれの思い出に助けられ、判明していきました。わからなかった資料をみなさんの力で、記憶で、記録で、思い出で、まとめていただきました。

写真4
文化横丁

会場の方からは「三越向かいの路地入って行ったところでは」「仙台銀座の付近に似ている」「文化横丁では」「全くわからない」などと、さながら「どこコレ?」のように盛り上がりました。

写真5
現在の写真

サンモール一番町のアーケードから東側を向いて、北側の文化横丁を撮った写真です。奥が突き当たりになっていること、左のお店「中国料理祥發順」や右側の寿司店の看板が写っていることなどが決め手となりました。

写真6
「歩くどこコレ?」文横散策中の写真

「どこコレ?」で判明した写真の現地を見る「歩くどこコレ?」も実施。実際に歩いてみると、店や街がどう変わっているのか、時代の流れを感じることができました。参加者の方からは「古い写真を見て今の場所を見ると、いつもの街なのに見えてくる風景が違ってくる。」「昔を知っている方がもう1度歩き直す楽しさもあるだろうし、当時を知らなくても歩いて昔を知る楽しさがあり、それを通じて仙台という街が近くに感じるいいきっかけになり楽しめた」「昔の写真で細い樹木だったのが成長して大きな幹になっていたりしたところに時の流れを感じて、『あぁこの場所同じ場所だね』ってわかるとみんなで盛り上がった」というお話をいただきました。

2014年4月29日からは「どこコレ?」第3弾がはじまります。今まで不明だった資料に対し「確かな情報」をキャプション付けできるということ、それから、こういった資料ならうちにもある、とお声がけいただき新しい資料の掘り起こしもできる。それに加え世代間の交流もできるという、メリットが非常に多いイベントである、と改めて感じることができます。
仙台は、空襲があったため残っている古い写真はとても貴重です。さらに場所が特定できないものに関しては発表することができず、このまま埋もれてしまう資料となってしまうのは、残念なことです。みなさんの懐かしい思い出を存分に発揮していただき、記憶を地域アーカイブに活かす活動にぜひご協力ください。

なお、当NPOでは引き続き古い写真や8ミリ映像を募集しています。ぜひみなさんのご協力をお願いします。





*この記事はウェブサイト「考えるテーブル」からの転載です(http://table.smt.jp/?p=5411#report