コラム 2019年04月25日更新

南町通から芭蕉の辻を望む



南町通から芭蕉の辻を望む(昭和10年代

提供/森つき 所蔵/風の時編集部

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奥に伸びる通りはかつての奥州街道で、南町通から北側の芭蕉の辻方面を撮影。道路中央に敷かれているレールは、東北産業博覧会の行われた昭和3年完成の仙台市電芭蕉の辻線で、わずか320メートルほどの短い路線だった。左側、三角屋根の三棟は仙台郵便局。

●もとの写真

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[パネルに寄せられた来場者のコメントの一部]

※写真の内容や場所に直接関係のないコメントがある場合もあります。

▷地図:(当時七十七銀行)(現日本銀行)、昭和3年に開通した市電、芭蕉ノ辻、南町通

▷左側三棟(三角屋根)仙台郵便局(大正9年竣工)右側 電話交換庁舎

▷地図:芭蕉の辻、青葉神社、国分町通、盲腸線(電車)

▷南町通から芭蕉ノ辻方面左が電話局(戦前の写真)左側に中央郵便局


「どこコレ?」とは

仙台のどこかではあるけれど詳細がわからなかった古い写真を展示し、来場者のみなさんが知っていることや思い出をふせんで貼ってもらいます。そして、寄せられた情報をもとに「コレ」が「どこ」かを確定していく参加型展示です。このコラムでは、確定した写真の一部を紹介していきます。


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