コラム 2019年04月28日更新

東一番丁と広瀬通の交差点、日活(現フォーラス)前



東一番丁と広瀬通の交差点、日活(現フォーラス)前(昭和28年

提供/浅井浩雄

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1954(昭和29)年に発行された仙台市勢要覧に、ほぼ同じアングルの写真が掲載され「東一番丁」のキャプションの記載があることと、同じ写真に「大学いも」という看板が掲載されていることから場所を東一番丁と確定。「ターザン」、「蟹工船」、「女の一生」という映画タイトルが見えることから、3作品が上映されていた1953(昭和28)年頃撮影と断定した。映画PR用の大きいターザンの看板があるあたりが仙台日活劇場、現フォーラスのある場所。

●もとの写真

104_写真提供/浅井浩雄さん (2).jpg

[パネルに寄せられた来場者のコメントの一部]

※写真の内容や場所に直接関係のないコメントがある場合もあります。

▷国際劇場→東映→今の東映ビル (図あり)

▷ターザンがあるあたり日活→今のフォーラス

▷映画の看板から時期分かるのでは?・蟹工船・女の一生・ターザン(S28.11.23封切り)公開中か公開直前か

▷地図:東一番、広瀬通り、日活、東映国際劇場

▷地図:仙台駅、五番丁、青葉通、南町、十字屋(今のヤマダLABI)、エンドーイービーンズ、ターザン専門 第一劇場?

「どこコレ?」とは

仙台のどこかではあるけれど詳細がわからなかった古い写真を展示し、来場者のみなさんが知っていることや思い出をふせんで貼ってもらいます。そして、寄せられた情報をもとに「コレ」が「どこ」かを確定していく参加型展示です。このコラムでは、確定した写真の一部を紹介していきます。


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