コラム 2019年04月29日更新

清水小路と荒町の交差点



清水小路と荒町の交差点(昭和8年頃

所蔵/仙台市博物館

109_IMG_5943_2015展示トリミング.png

写真奥が仙台駅方面で、先頭の市電が走っている場所が清水小路と荒町の交差点。市電建設第一期工事が終了し、その後二期工事として、長町線、北仙台線、八幡町線、原町の延長が計画された、写真の長町線荒町~愛宕橋間は昭和8年に開通した。写真左3階建ての建物は庄慶ビル(現ショーケービル)。ちなみに、写真のモハ-1型は大正15年開業当時から昭和9年まで、この1車種だけだった。

●もとの写真

109_大正15年仙台市電開通提供者不明(風の時編集部所蔵) (3).jpg

[パネルに寄せられた来場者のコメントの一部]

※写真の内容や場所に直接関係のないコメントがある場合もあります。

▷荒町と田町の交差点 タマチタクシーのカンバンあり

▷3階建てのビルは庄慶ビル

▷昭和19年の頃はじゃり道ではなく、アスファルトで舗装されていた。

▷仙台工業時代S19年、運転手をさせられた。生徒

▷地図:仙台駅、学院大、荒町、(現在)愛宕橋、旧あたご橋、荒町、一方通行、ショーケービル、旧日赤病院



「どこコレ?」とは

仙台のどこかではあるけれど詳細がわからなかった古い写真を展示し、来場者のみなさんが知っていることや思い出をふせんで貼ってもらいます。そして、寄せられた情報をもとに「コレ」が「どこ」かを確定していく参加型展示です。このコラムでは、確定した写真の一部を紹介していきます。


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