報告 2018年12月01日更新

活版印刷研究会の活動記録(11月18日)


●技術継承活動
今回も引き続き課題として、一筆箋の作成を行いました。
一筆箋に使用する罫線の長さを決めたら、
罫切りで僅かな長さの調整をしていきます。
紙一枚の厚さまでこだわり調整することで、
本当に綺麗な罫線の組版になります。

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また、機械の動作を復習しながら樹脂板の作成も行いました。
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●ご来館の方々にご見学いただきました
26名の方にお越しいただき、工房を見学いただきました。

そして、今回はメディアテークに見学にいらしていた
中学生のみなさんにも活版に触れていただきました!
プラテン印刷機が動く姿を見たり、
手フートで刷り体験をしたり、棚いっぱいに並んだ活字を探したり...
インキは乾くまで1〜2日置いてくださいねと伝えると
とても驚いている様子でした。

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IMG_9909のコピー.jpg

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活版印刷研究会では、月に1回活字や道具のメンテナンスの技術を職人さんから学び、継承することで活版文化を後世に残す活動をしています。
せんだいメディアテークの地下1階では、活版工房・活版印刷研究会の活動見学ができます。
ぜひ、お立ち寄りください。(K.N)

次回は、12月16日(日)です。
時間:10:30〜16:30(お昼12:00~13:30を除く)


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