報告 2019年02月05日更新

活版印刷研究会の活動記録(1月20日)


●技術継承活動
今回も引き続き課題として、一筆箋の作成を行いました。
仕上がりをイメージしながら、活字や罫線を組み合わせていきます。

罫線の種類も豊富なので、どれを使おうか悩んでしまいますが
じっくりと見ながら選ぶ時間もとても良いものです。

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●機械メンテナンス
職人さんたちの根気強いメンテナンスの末、
自動フート印刷機がついに動きました!
「岩橋永信堂」製のスーパーエースという印刷機です。
メンバーも動く姿を見て、興奮気味で歓声をあげながら写真を撮っていました。
この印刷機の動く音も、とても心地良いリズムです。

長い間動いていなかった印刷機ですが、
メンテナンスを重ねて、研究会内でもこの印刷機の造りを理解して、
これからまた研究会でたくさん利用していくことが出来たらと思います。

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●ご来館の方々にご見学いただきました
27名の方にお越しいただき、工房を見学いただきました。

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活版印刷研究会では、月に1回活字や道具のメンテナンスの技術を職人さんから学び、
継承することで活版文化を後世に残す活動をしています。
せんだいメディアテークの地下1階では、活版工房・活版印刷研究会の活動見学ができます。
ぜひ、お立ち寄りください。

次回は、2月17日(日)です。
時間:10:30〜16:30(お昼12:00~13:30を除く)

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(K.N)


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