報告 2020年01月23日更新

活版印刷研究会の活動記録(1月19日)


●活版工房の整理
年始め最初の活動は、工房の整理からスタート。
ゲラを全て抜き出し、仕分け作業をしていきました。
活字とクワタを仕分け、活字は馬(活字を収めている棚)に戻していきます。
この作業はとても地味で時間を要しますが、活字の置き場所を把握できる他
思わぬところから意外な活字を発見することも!
クワタやインテルは、見た目にはほぼ同じに見えても、
6ptとルビなど、実は違うサイズがあります。
爪を滑らせ、僅かな段差がないか確認して戻していきます。
この作業、ピタッ!と揃えば、にやっ、結構ハマりますよ。

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●工房にたくさんの方々が来房
研究会メンバーもびっくりするくらい
老若男女、50名を超える多くの方々が、見学にお越しくださいました。
活版を初めて見た、一度見てみたかった!という方や
祖父母が活版をやっていたので懐かしいという方も。
工房の広さや活字の多さ、レトロでアナログな道具と工程を含め
皆さん活版への興味を示し、熱心に説明をお聞きくださいました。
やはり、今も色褪せない魅力が
活版にはあるんだな〜と実感しました。
皆様、またぜひ工房にお越しください。

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●一般の方々にご見学いただきました
19日は、55名の方にお越しいただき、工房を見学いただきました。
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●工房見学は、月1回開場しております。ぜひ見学にお越しください。
次回は、2月16日(日)10:30〜16:00です。
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(M.M)


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