報告 2020年02月27日更新

活版印刷研究会の活動記録(2月16日)


●1月に引き続き活版工房の整理
手フート印刷機が、メンテナンスでピカピカに!
そして、今回も引き続き、工房の整理を行いました。
保存している版を解版し、活字を馬(活字の棚)に戻し、
クワタを仕分けていく作業です。
研究会メンバー総出で行いましたが、
これがなかなか果てしなく終わらない...
皆集中して作業しているため、工房内は、シーン...
でも、見てるとみんな楽しそう!
作るのも楽しいですが、
黙々とする作業も別な楽しさがあります。

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●貴重な写植資料
みなさん、写植をご存知でしょうか?
活版印刷は、活字(はんこ)を実際に組んで版を作りますが
写植とは"文字の写真"のことで、
一文字ずつ版から文字を探し、
光を通して撮影し、感材に焼き付け(フィルム写真の現像と同じ)ます。
それを切って貼って、文字を組み、版下と呼ばれるものが出来上がります。
今回、メンバーがその貴重な版を持ってきてくださり、実際に見ることができました。
活版に変わって一世を風靡した、写植も、貴重な文化ですね。

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●一般の方々にご見学いただきました
16日は、40名の方にお越しいただき、工房を見学いただきました。
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●工房見学は、月1回開場しております。ぜひ見学にお越しください。
次回は、3月8日(日)10:30〜16:00です。
3月8日(日)の工房見学は中止となりました。
4月の活動日については後日改めてお知らせいたします。
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(M.M)


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