報告 2019年09月21日更新

6月29日(土) 鷲田清一とともに考えるパート2 ドートクのじかん 1じかんめ 「親切」で、農業史研究者の藤原辰史さんと対談しました。


2019年6月29日(土)、「鷲田清一とともに考えるパート2 ドートクのじかん 1じかんめ 親切 」が、メディアテーク1階のオープンスクエアで開催されました。
この「ドートクのじかん」は、メディアテーク館長の鷲田清一が、各分野のプロフェッショナルをゲストにお招きし、対話を通して現代社会の状況や課題について、来場者とともに考えを深めるトーク企画「鷲田清一とともに考える」の新シリーズです。今年度より、新たに「ドートクのじかん」と銘打ち、世の中に厳しい言葉が飛び交い、さまざまな倫理感が揺らいでいくかのような現在において、あらためて、「愛」「節度」「公平」といった「徳目」のほんとうの意味について、ゲストの考えを起点としながら、来場者とともに紐解いていきます。
第1回目は、農業史研究者の藤原辰史さんをお招きしました。まず、今回の「ドートクのじかん」の趣旨を鷲田館長が述べられ、次に藤原さんのプレゼンが行われました。「動員される親切」や「押しつける親切」など、ご自身の著作や研究と重ねたスライドショーで解説いただき、
その後は鷲田館長と「親切」をめぐっての対談。トーク終了後には、会場から5人の参加者からの質問へ対しても、とても丁寧にまた真摯にお答え頂きました。

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向かって左が鷲田館長、右は藤原辰史さん。メディアテーク1階のオープンスクエアの壇上で「ドートクのじかん 1じかんめ」で対談。

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「ドートクのじかん」の徳目は「親切」。「動員される親切」や「押しつける親切」など、藤原さんの著作や研究と重ねたスライドショーで解説後、「親切」をめぐる対談を行った。

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この日会場は大勢の聴講者が詰めかけました。


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