報告 2019年10月01日更新

9月19日(木)、「リボーンアート・フェスティバル2019」を訪問しました。


宮城県の牡鹿(おしか)半島と石巻市街地を主な舞台とした「リボーンアート・フェスティバル2019」。
2回目の開催となる今年は、網地島を含む7つのエリアで7組のキュレーターが多様な作家たちと作品を展示しています。
その中には豊嶋秀樹さん、志賀理江子さん、中崎透さん、WOWなど震災後のメディアテークにとっても縁の深いキュレーターや作家も選ばれています。
鷲田館長は2013年に館長に就任して以来、メディアテークのスタッフとともに仙台市沿岸部はもとより気仙沼や陸前高田を訪れ、津波被災地での人びとの活動に触れる機会を作ってきましたが、今回は現在開催中の「リボーンアート・フェスティバル2019」の桃浦エリア、荻浜エリア、小積エリア、鮎川エリアを訪れました。

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桃浦エリア、新たなる空間への道標(草間彌生)

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桃浦エリアの小学校の中にあるピアノの前にて。(増田セバスチャン)

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浜を散策すると「White Deer (Oshika)」(名和晃平)が見えてくる。

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荻浜エリアの「White Deer (Oshika)」(名和晃平)

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小積(こづみ)エリアの「Post Humanism Stress Disorder」(志賀理江子)を前に。

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「Post Humanism Stress Disorder」(志賀理江子)

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鮎川エリアの「詩人の家」(吉増剛造)

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鮎川エリアの白い道を歩く(島袋道浩)


ややハードスケジュールな旅でしたが、4つの地域で住民や土地の記憶に触れた作家たちが発信するメッセージの余韻をかみしめながら帰路へとつきました。


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