2023
03 02
メディアテーク開館
仙台市民図書館開館
報告 2024年11月28日更新
10月29日(火)に、展示「地域とアヴァンギャルドー戦後前衛芸術の聖地/仙台市太白区太子堂」を見学しました。
せんだいメディアテーク7階のラウンジ展示「地域とアヴァンギャルドー戦後前衛芸術の聖地/仙台市太白区太子堂」を見学しました。この展示は、1950年代から読売アンデパンダン展や全国各地で前衛的な表現活動を展開してきたアーティスト・糸井貫二(ダダカン)の足跡をとおして仙台のまちを近現代美術史の視点から見直し、知られざる土地の記憶を可視化するというものです。これは、メディアスタディーズに参加しているダダカン連(メンバーは、美術・メディア研究者の細谷修平、元・美術館学芸員の三上満良、ギャラリー主宰の関本欣哉、アーティストの中西レモン)によるダダカンの資料保存活動の成果です。
前衛芸術や市民生活の交点に着目した様々な展示品(路上ハプニングの記録写真、インタヴュー映像)、人生の大半を過ごした地域の歴史や、その居宅に関わる資料(自宅住居の壁面や電信柱、映像や写真多数)など収集された様々な資料を館長はじっくりと見学しました。
展示についての詳細はこちら
https://www.smt.jp/projects/avantgarde/2024/09/post-5.html
ラウンジ展示 「地域とアヴァンギャルドー戦後前衛芸術の聖地/仙台市太白区太子堂」の展示会場
自宅住居の壁
糸井貫二邸(鬼放舎)の見取り図
糸井貫二邸外観
父糸井辰八郎氏の肖像画と糸井貫二氏の写真(展示パネルより)
展示の感想や思い出などを付箋で書いて貼っていただく展示パネル
「地域とアヴァンギャルド 関連年表」を熱心に見る鷲田館長(前)とせんだいメディアテーク天野副館長(奥)
会場の様子