2023
03 02
メディアテーク開館
仙台市民図書館開館
イベント 2019年03月07日更新
映像の仙台史2
平成の終わり--新しい元号が新しい時代を告げ、昭和はさらに遠くになりますが、人々や車が行き交う街なみや、風にそよぐ木々を見れば、それらの時代もたしかに現在とつながっているのがわかることでしょう。今回は、かつて仙台市が制作した広報フィルムに遺された街の姿から、変わりゆくもの、変わらないものについて思いを馳せていきます。
『こけしのふるさと』は、白石・遠刈田地方から福島の土湯、山形の肘折までロケした力作で、当時の名工、新山久治や佐藤丑蔵などがこけしをつくる姿も映像におさめられています。『市制百周年記念記録映画 せんだい1989』は、仙台市が政令指定都市となった平成元年に作られたもので、平成が終わる今日に見るとまた違う印象があることでしょう。
上映作品:
『こけしのふるさと』のように、かつて仙台市でも観光PRや広報のための映画がフィルムで作られていました。近年、その撮影フィルムの断片が発見され、それぞれは数秒ずつの映像であるものの、かつての市庁舎や仙台駅周辺の様子、近郊の自然まで撮されていました。そこで、同時期に1階オープンスクエアで開催される展示型調査企画「どこコレ--おしえてください昭和のセンダイ」にならい、「うごくどこコレ」と称して、どこを撮影したのかわからない映像の一つひとつを、これまでのアーカイブや来場したみなさんの記憶をたよりに明らかにします。
*各回、開場は15分前を予定。
仙台のどこかではあるけれども詳細がわからない古い写真を展示し、みなさんからの情報をもとに調べていきます。上映会とあわせてご覧ください。4月27日(土)から1階オープンスクエアにて。