イベント 2019年07月17日更新

とぷらす・ウィーク:オープンスクエアだけの館内放送


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1階オープンスクエアの一角を放送室に見立てて、特集展示にあわせたひんやりする話題を校内放送風にお送りします。選曲はすべて2階映像音響ライブラリーの資料から。こんなCDが所蔵されているのか、こんな組み合わせで聞いてみるとおもしろいなど、思わぬ発見があるかもしれません。

  • 日程:会期中の12:0018:001時間程度を予定。81日[木]は昼のみ)
  • 会場:1階オープンスクエアでお聴きいただけます

7月27日(土)

12:00-13:00 

「ひんやり、あります」特別編(ゲスト:郷内心瞳[作家]、土方正志[編集者/作家/エッセイスト])

18:00-19:00 

映像音響ライブラリーの掘り出し物(選定:菅原宏之[サウンド・アーティスト])

7月28日(日)

12:00-13:00

「ひんやり、あります」上映プログラムの紹介

18:00-19:00

映像音響ライブラリーの掘り出し物(選定:菅原宏之)

7月29日(月)

12:00-13:00

smtコレクションの紹介

18:00-19:00

映像音響ライブラリーの掘り出し物(選定:Nerve[ミュージシャン/antennasia])

7月30日(火)

12:00-13:00

「ひんやり、あります」SMMA見験楽学ブックキャラバンの紹介

18:00-19:00

映像音響ライブラリーの掘り出し物(選定:Nerve

7月31日(水)

12:00-13:00

「ひんやり、あります」図書館での展示の紹介

18:00-19:00

映像音響ライブラリーの掘り出し物(選定:大久保雅基[音楽家])

8月1日(木)

12:00-13:00

「雑がみ部 成果発表会」の予告

ゲスト・資料選定者の紹介

郷内心瞳(ごうない・しんどう)

作家。1979年宮城県涌谷町生まれ。作家デビュー以前から「拝み屋」を営み、仕事を通じて見聞きした話を作品に結実。2013年、第5回『幽』怪談実話コンテストで大賞受賞。『拝み屋怪談 鬼神の岩戸』『拝み屋備忘録 怪談双子宿』(共に角川ホラー文庫)など著書多数。作品は2018年に連続ドラマ「拝み屋怪談」として、ひかりTVとdTVチャンネルで配信。2019年夏は同作シーズン2の配信のほか、『拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陰〉』『拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陽〉』(共に角川ホラー文庫)、『拝み屋異聞 田舎怪異百物語』(イカロス出版)、『拝み屋備忘録 怪談首なし御殿』(竹書房文庫)の4冊を連続刊行。

土方正志(ひじかた・まさし)

編集者/作家/エッセイスト/有限会社荒蝦夷代表取締役。1962年北海道生まれ。東北学院大学、日本エディタースクール卒。出版社勤務、業界誌記者を経て、フリーランスのライター・編集者に。2000年、仙台に別冊東北学編集室を設立。2005年、同編集室を有限会社荒蝦夷として法人化、現在に至る。著書に『ユージン・スミス 楽園への歩み』(偕成社/第41回産経児童出版文化賞)、『日本のミイラ仏をたずねて』(晶文社/天夢人から「新編」発行)、『瓦礫の風貌 阪神淡路大震災1995』(リトルモア)、『てつびん物語 阪神・淡路大震災ある被災者の記録』(偕成社/第52回産経児童出版文化賞推薦)、『震災編集者 東北の小さな出版社〈荒蝦夷〉の5年間』(河出書房新社)など。荒蝦夷は東日本大震災後の出版活動により2012年出版梓会新聞社学芸文化賞受賞。

菅原宏之(すがわら・ひろゆき)

サウンドデザイナー/自然録音家。2004年音楽制作会社を立ち上げ、CM、ゲームミュージック、フォーリーサウンド、空間音響などはじめ、現在までに約3000曲制作。また、音声解析なども行う。東日本大地震を機に、2012年頃から自然録音家としても活動し、100年後、1000年後の未来の人々に、2000年代初頭の音を「アート&アーカイブ」の両面から届けるべく、日本各地でフィールドレコーディングを行う。同時に録音した素材などを使い、サウンドスケープやアンビエントミュージックなどの作品も制作。フィールドレコーディングを用いたHIROYUKI SUGAWARA名義のファーストアルバム「Northern Latitude 38° Line / NOISE IN JAPAN」は坂本龍一のラジオ番組『RADIOSAKAMOTO』(J-WAVE)などで取り上げられる。現在は自然音を中心とした、TV、ラジオ、CM、メディア関係の音楽制作やNHKラジオ番組制作などを中心に手がけると同時に、セカンドアルバムを制作中。趣味は、釣り、狩猟、旅、麻雀、彫刻などアウトドアからインドアまで。

Nerve(ナーヴ)

エレクトロニック・ミュージック・ユニット、antennasiaのトラックメーカー/コンポーザとして、『Qus-cus』『Howling』『Dragonfly』『Alter-Egoist』などを発表。即興ユニットJai Machineではヴォーカルを務める。OTO Radio(ラジオ3)のディレクター兼ナビゲーター。その他、アーティストの詞・曲、リミックスやCM音楽などの制作、DJなど、様々な活動を行っている。

大久保雅基(おおくぼ・もとき)

仙台市出身。電子音響音楽、コンピュータ音楽、室内楽、インスタレーション、映像など、多岐に渡る表現手法で、音響技術を用いた音楽を模索する。洗足学園音楽大学 音楽・音響デザインコースを成績優秀者として卒業。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科修士課程修了。仙台にて現代音楽コンサート「絶頂」主宰。Contemporary Computer Music ConcertにてACSM116(2010/東京)を受賞。Musica Viva Festival 2010 "Sound Walk"、同2013 "Close, Closer"、千代田芸術祭2014 音部門LIFE LIKE LIVEMuestra Internacional de Música Electroacústica 2015、横浜スマートイルミネーションアワード2014ACOUSTIC FOR THE PEOPLE III "RAW"21st International Symposium on Electric Arts (ISEA 2015)に入選。Contemporary Computer Music Concert 2010, 2013, 2014, 2015, 2016Festival Futura 2010、関西・アクースマティック・アート・フェスティバル 2011, 2012, 2013、富士電子音響芸術祭 2013, 2014、サラマンカホール電子音響音楽祭(2015)等で作品が演奏されている。名古屋芸術大学デザイン領域、愛知淑徳大学人間情報学部非常勤講師。先端芸術音楽創作学会、日本電子音楽協会、日本AI音楽学会会員。


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