せんだいメディアテーク


DAISY 編集

2010 年 11 月 18 日 木曜日

 

DAISYって何ですか?
はい、お答えしましょう。

DAISY(デイジー)とは、Digital  Accessible  Information  System の頭文字を並べたもので、
日本では「アクセシブルな情報システム」と訳されています。視覚障害者や普通の印刷物を読む
ことが難しい方々の為の音声録音図書の国際標準規格の情報システムです。

近年、音楽がレコード盤やカセットテープからCDに変わってきたように、録音図書も扱いの不便さ
から徐々にカセットテープやカセットデッキなどが生産されなくなり、だいぶDAISYに変わって
きています。3年ほど前に初めてDAISYの機械に触れたとき、以前のカセットテープでの録音に
比べあまりの違いに驚きと感動を覚えました。カセットテープ録音で直しがある場合、始めから
やり直しでしたが、DAISY録音は訂正箇所のみ差し替えれば良いのですから製作に携わる私たち
からみてもかなり容易になりました。

デジタルになると音質も良く、3倍速の早聞きでも言葉ははっきり聞き取ることが出来ます。
目次から自由に読みたい章や節、ページに飛ぶことが出来、一枚のCD-Rにページ数の多い本でも
最新の圧縮技術で最大90時間も収録が可能となりました。利用される方々も操作は音声ガイドで
進めることができ、郵便受けに入る大きさなので受けたり送ったりするときも楽に行えます。

昨年から私たちは、講習を受けながら1冊の本をDAISY図書化しました。今年は各自、一冊の本を
選び録音し、マニュアル書を片手に時には頭を抱えながらDAISY編集の練習をしている最中です。
又、月に一度、7Fスタジオで相談会が開かれ講師の指導を受ける機会があり、優しく丁寧に
教えていただいています。録音図書利用の方々は、希望の資料が早く手元に届くことを願っています。
私たちが携帯電話やインターネットを用いすぐ調べたいように障害者の方々も思いは同じでしょう。

今後、私たちの活動はDAISY録音・編集をマスターし、目の不自由な方々や学習障害の方々から
希望された資料を少しでも早く正確にDAISY化して喜んでいただけるようスキルアップしていこうと思っています。

久世 みどり (DAISY けやき 代表)

子どもたちの情報活用力を高めたい!

2010 年 9 月 4 日 土曜日

インターネットやテレビから大量の情報があふれ、私たち自身もブログやツィッターで情報の海に参加して遠く離れた人ともつながれる、そんな情報社会を私たちは生きています。現代の子どもたちは、情報社会の進展とともに育ってきた大人世代(30〜40代以降?)とちがって、物心ついた時から情報があふれているのは当たり前。“デジタルネイティブ“な子どもたちに学校はどんなことができるのか、メディアを使った授業デザインを私たち「情報活用型授業を深める会」(略称:ジョーカーの会)では考えています。

今年のジョーカーで目指すのは、子どもたちの情報活用力を高める授業づくり。実は仙台市の小学校ではこの春、すべての教室に50インチのテレビが設置されました。映像を見せるだけでなく、子どもたちのノートや作品を、カメラを通して大きく映すなど、さまざまな使い方があります。たとえばテレビやインターネットの情報からどうやって自分に必要な、そして正しい情報を見つけ出すのか、集めた情報をどうやって整理したらよいのか、自分の考えを他の人に(場合によってはネットも介して)上手に伝えるにはどうしたらよいのでしょうか。

情報社会になる前の学校では、教科書と先生が教えてくれることが学ぶべきことのすべてでした。ところが現代では、学校の外から膨大な情報が飛び込んできます。先生が示したものを覚えるだけの学習から、情報をより分け、上手に活用できる力、つまり情報活用力が求められるようになってきています。ジョーカーの会では、宮城県、仙台市の教員の間で授業のつくり方の勉強会をしたり、実際にやってみた授業を発表したりしながら、こうした新しい授業をデザインする力を高めています。デジタルネイティブに負けない先生の姿を見てみませんか?

情報活用型授業を深める会
URL:https://pef2.office.drecom.jp/b0002/

smt及び市民活動関連翻訳(英語)プロジェクト

2010 年 7 月 17 日 土曜日

 

smtガイドボランティア翻訳班を前身に、ほそぼそと(ボソボソと)活動を続ける私たち。活動の方向性や団体名などを決めかね、迷走が続いていましたが、最近ようやく少しずつ固まってきました。smtのイベントに関わらず、草の根で市民活動をやっていらっしゃる方々で日本語のみならず、英語でも広報してみたい!などとお考えの方がいたら、そうした情報の架け橋になりたいと、grass root bridge(grb)なる響きの良いユニット名で活動を始めることにしたのです。しかしながら、この団体としては登録したばかり。そうそう依頼が舞い込むハズもありません。それまでは、気になることなど英訳しては「もっとわかりやすい言い回し、ないかな?」「ココんとこ、どう思う?」などと、ゆるゆると勉強会を兼ねたミーティングを続ける予定でおります。。 

 当初、7階スタジオでの活動は、「回りの動きが気になって集中しくいのでは?」との懸念もありましたが、始めてみると、そんな心配もどこへやら。訳文内容が難し過ぎて行き詰ってしまった時など、ふと窓の外に視線を転じて仙台市街を一望。人家の庭先に実る柿に、なんだかほっこり癒されてしまったり、積み木のように並ぶビルの窓灯りに、しみじみと人の営みを感じたりと良い息抜きになっています。なかには「最先端のsmtで、しかも人目に触れるスタジオdでミーティングしていると、自分自身が“おしゃれなヒト”になった妄想が出来て気分イイ!」などという意見もあり、それぞれ広がりをもって(?)活動しております。

 まだまだ迷走続くgrbではありますが、英語広報のご意向などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。お待ちしております!

  grass root bridge (grb)

メディア研究機構

2010 年 7 月 17 日 土曜日

「メディア研究機構」は、マスメディアの不祥事が後を絶たない中、その使命・役割などを改めて検証するために、メディア文化論研究室(東北大学大学院情報科学研究科)のスタッフを中心に設置したプロジェクトである。主に東北大学生からなるメンバーは、適宜ジャーナリストやテレビ局スタッフ等をゲストとして招き、「共に」マスメディアについて学ぶ「研究会・学習会」などを開催する。2005年10月スタート。これまでに20回近くのイベントを開催。

メディア研究機構

■  プロフィール

基本的にマスメディアに関心のある東北大学生を中心メンバーとしているが、大学は問わない。参加の意思のあるものはいつでも連絡してほしい。学生以外にジャーナリストやテレビ局スタッフも加わっている。

パソコン勉強会

2010 年 7 月 17 日 土曜日

 我々のグループは、仙台市豊齢学園の同期卒業生が母体です。同学園で2年間毎週机を並べていた仲間が卒業後、史跡めぐりをしたり、一泊旅行をしたりして、顔を合わせているうち、パソコンに関心のある数人が集まって、以前から素養のある人をリーダーにして、手解きを受けたのが始まりです。

器械に弱いアナログ世代が、こわごわと鍵盤に向かい、文字の打ち込み、数表の作り方から始まり、やがて、インターネット、メール送受信の初歩へと進みました。

最初は、操作を誤ると、パソコンが壊れるのではないかとおっかなびっくりだったのが、やっとパソコンが手になじむようになってきました。パソコンの機能は奥が深く、物忘れの激しい年寄りには、操作を覚えるそばから忘れる事が多く、同じ事の反復の繰り返しで、なかなか前に進みません。しかし、パソコンの操作は結構頭の運動になり、集りで交す仲間とのやりとりも、愉しいコムュニケイションになっています。

豊齢PCクラブ

         

ITセミナー&PC相談会実施と記録作成

2010 年 7 月 17 日 土曜日

世はブロードバンド全盛時代パソコン普及率は90%近く、携帯電話はほぼ100%とか

しかし シニア世代はどうか?パソコンは家にあるが 触ったことが無い 勝手に開いて子供に叱られた 勤めでは使用していたが 自分流の使い方が分からない 様々な言い訳で パソコンは勿論 携帯も 使いこなせない この情報弱者を 一人でも減少させて

社会生活に自立できるシニアを 一緒に育て上げたい この思いが 益々強くなってきている この頃です 

NPO法人:仙台シニアネットクラブが 仙台市から委託されている「シニアのためのITセミナー」 パソコン講座を希望しては見たものの自信なさそうな初日の風景 でも 3日目の最終日には 少しは希望が湧いてきた 次の講座に挑戦したい 皆さん 目の輝きが違う この情景を見る度にもっと早い機会に パソコンと出会っていたら 更に輝く人生があったのに と残念な気もする

 いの一番に インターネット等を 活用して欲しいのが シニア層です そのための時間・機会も一番豊富なはずです たまたま パソコンと出会えるチャンスを逸したのが シニアの方々であり 多くの情報弱者なのです  その体験をしたクラブの会員が 自らの反省を込めて サポートする  一人でも多くの方に 受講して 世界が広がった こんな感想を寄せて貰える 幸せな瞬間です

「情報発信基地」せんだいメディアテークと シニアのパソコン講座を展開している風景には メディアテーク創設10周年の歩みとともに 歴史を刻んできた 重みがあります

 今は 何の違和感も無く 受講生もサポート役も 少しは若返って マウスを握り 真剣に目を凝らして 画面を追いかける この姿を見かけられたら 是非 応援を寄せて下さい 待っております 

NPO法人仙台シニアネットクラブ 理事長(代表)井上 文雄 

ICT支援NPOネットワーク宮城

2010 年 7 月 17 日 土曜日

ICT支援NPOネットワーク宮城』本格活動中!

特定非営利活動法人 杜の伝言板ゆるる は、ボランティアの育成や、NPOの組織運営に関する支援事業を展開するNPO中間支援組織です。1997年から、ボランティア・市民活動情報誌「月刊ゆるる」を発行しているほか、宮城県のNPO支援拠点正式名称「宮城県民間非営利活動プラザ」(みやぎNPOプラザ)の指定管理者として管理・運営を担っています。

NPOにとって情報発信は重要な意味を持っていますが、全般にIT活用が十分進んでいない現実があります。そこで、宮城県のNPOのIT活用を促進するため、PC教室等を開催しているIT支援のNPO団体をネットワーク化し、NPOのIT化を進める取り組みを2009年8月より始めました。

 宮城県内で、既にIT講習会などの指導やサポートを行っているNPO団体の講師・サブ講師を対象に、コミュニケーションスキルに重点を置いたICTの勉強会を開催し、市民やNPOへのIT指導時の質を向上させようと『ICT支援NPOネットワーク宮城』を立ち上げ活動中です。

せんだいメディアテーク7階のスタジオで、ネットワークに参加するNPOのメンバーに対して、ブログ、mail、検索を中心とした勉強会を実施。さらに実力を5段階ではかるICT検定を受検し、評価で「名人」や「達人」に認定されると、ICTを掲げた教室が開講できる「ICTマスター」に挑戦することができます。ICTマスターとは人間がより快適に生活を送る為に開発されたICTを、個人のライフスタイルに合わせた利活用ができるように、やさしく楽しく伝える事ができる人の事です。

今年度は、「ICT支援NPOネットワーク宮城」にICTマスターが増えたところで、IT活用を目指すNPOや市民の為の、学びの場である『ICTスクールみやぎ』を開講していく予定です。

NPOの皆さん!ITをうまく使って団体の情報発信を広げましょう!

 ※ICTとは、IT「Information Technology =情報技術」にCommunication「双方向通信」を加えた「Information &Communication Technology=情報通信技術」のことです。

活動者名:特定非営利活動法人 杜の伝言板ゆるる 

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