せんだいメディアテーク


smt及び市民活動関連翻訳(英語)プロジェクト

2010 年 4 月 8 日 木曜日

smtガイドボランティア翻訳班を前身に、ほそぼそと(ボソボソと)活動を続ける私たち。活動の方向性や団体名などを決めかね、迷走が続いていましたが、最近ようやく少しずつ固まってきました。smtのイベントに関わらず、草の根で市民活動をやっていらっしゃる方々で日本語のみならず、英語でも広報してみたい!などとお考えの方がいたら、そうした情報の架け橋になりたいと、grass root bridge(grb)なる響きの良いユニット名で活動を始めることにしたのです。しかしながら、この団体としては登録したばかり。そうそう依頼が舞い込むハズもありません。それまでは、気になることなど英訳しては「もっとわかりやすい言い回し、ないかな?」「ココんとこ、どう思う?」などと、ゆるゆると勉強会を兼ねたミーティングを続ける予定でおります。。 
 

当初、7階スタジオでの活動は、「回りの動きが気になって集中しくいのでは?」との懸念もありましたが、始めてみると、そんな心配もどこへやら。訳文内容が難し過ぎて行き詰ってしまった時など、ふと窓の外に視線を転じて仙台市街を一望。人家の庭先に実る柿に、なんだかほっこり癒されてしまったり、積み木のように並ぶビルの窓灯りに、しみじみと人の営みを感じたりと良い息抜きになっています。なかには「最先端のsmtで、しかも人目に触れるスタジオdでミーティングしていると、自分自身が“おしゃれなヒト”になった妄想が出来て気分イイ!」などという意見もあり、それぞれ広がりをもって(?)活動しております。

まだまだ迷走続くgrbではありますが、英語広報のご意向などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。お待ちしております!

活動者名:grass root bridge (grb)

1/100万 〜しょいこを通してみる仙台の情景2001(仮称)

2010 年 2 月 16 日 火曜日

今でこそ杜の都とうたわれる美しい仙台ですが、60年ほど前にこの街にも戦火が及びました。
戦後の混乱の中、近隣の街などから食料を”背負って”売り歩く人々が現れました。
これが”しょいこ”の始まりと言われています。

仙台で30年以上”しょいこ”として魚を売り歩いた女性を2001 年にカメラで追いました。
これは、人口100万人都市仙台に生きる、あるひとりの女性の記録です。
彼女は私の祖母です。
しょいこを始めたきっかけは、嫁ぎ先のお舅さんの一言でした。

農家の嫁として、お舅さんに言われるままに、よく知らない仙台の街を、あてもなく売り歩いたそうです。
「初めは訳もわからず、恥ずかしい思いをした」と言う祖母ですが、歩くうちにお客さんに恵まれ、その後30年以上のお付き合いになりました。
次第に気心も知れ、”お茶飲み”に呼ばれるようになりました。

お客さんの中に花屋さんがあると、帰りの彼女の手には花があります。
パーマ屋さんがあれば、髪がセットされています。
足の悪い方のお宅では草むしりをすることもあったようです。
春になると、自宅で大量の筍を茹でていたのですが、これは、年を重ね、手が不自由になったお客さんのためだったようです。

「”商い”は”飽きない”ようにやるのがコツなんだ」と教えてくれた祖母。
知らない街に飛び込んだ祖母と、それを受け入れて下さった街の方々の、”商売”を超えた絆のようなものを垣間見た気がしました。

お客さんが年を重ねれば、同じぶんだけ祖母も年を重ねています。
この撮影の翌年、祖母は足腰に痛みを訴え歩けなくなりました。
手術とリハビリをし、1度は復活したものの、高齢のため引退を余儀なくされました。

今回の活動では、2001年に未編集のままになっていたデジタルビデオカメラのテープを編集します。

 

山田 さち
2002年 東北芸術工科大学 デザイン工学部 情報デザイン学科 情報計画 卒業
現在フリーランスのデザイナーとして活動中

IT支援NPOネットワーク宮城

2009 年 10 月 16 日 金曜日

IT支援NPOネットワーク宮城』本格始動!

特定非営利活動法人 杜の伝言板ゆるる は、ボランティアの育成やNPOの組織運営に関する支援事業を展開するNPO支援組織です。1997年からボランティア・市民活動情報誌「月刊ゆるる」を発行しているほか、宮城県のNPO支援拠点「みやぎNPOプラザ」の指定管理者として管理・運営を担っています。
NPOにとって情報発信は重要な意味を持っていますが、全般にIT活用が進んでいない現実があります。そこで、宮城県のNPOのIT活用を促進するため、PC教室等を開催しているIT支援のNPOをネットワーク化し、NPOのIT化を進める取り組みを始めました。
宮城県内で、既にIT講習会などの指導やサポートを行っているNPOを対象に、コミュニケーションスキルに重点を置いたITの勉強会を開催し、市民やNPOへのIT指導時の質を向上させようと『IT支援NPOネットワーク宮城』を立ち上げました。
10月からメディアテーク7階のスタジオでネットワークに参加するNPOのメンバーに対して、インターネットの活用やWord、Excelなどのスキルを学ぶ研修を実施する予定です。このあとに実力を5段階ではかるマイクロソフトICT検定(Mi検)を受検し、評価で「名人」や「達人」に認定されると、ICTを掲げた教室が開講できるICTマスターに挑戦することができます。
そしてIT支援NPOネットワーク宮城にICTマスターが増えたところで、IT活用を目指すNPOや市民に対して指導する『ICTスクールみやぎ』を開講していく予定です。
NPOの皆さん!ITをうまく使って団体の情報発信を広げましょう!

※ICTとは情報(Information)や通信(Communication)に関する技術(Technology)の総称です。

 特定非営利活動法人 杜の伝言板ゆるる

URL:http://www.yururu.com/

東北シニアライフアドバイザー協会ブログ作成会

2009 年 10 月 12 日 月曜日

スタジオでの活動内容
協会の広報活動として、現在は印刷物のみでしたが、これからの広報活動を行う方法としてブログも必要ではないかということになり「ブログつくろう会」を立ち上げました。まず、手始めとしてはブログに写真を掲載する方法を学ばなければなりません。このスキルアップを目指して当分は頑張るつもりです。

プロフィール
「東北シニアライフアドバイザー協会」は1995年6月、東北6県のシニアライフアドバイザー(1993年シニアルネッサンス財団が内閣総理大臣の認可を得て実施した、中高齢者総合生活相談員養成講座を履修し、所定の資格審査に合格したもの)が市民活動団体として、自主的に立ち上げた協会です。現会員はおよそ40名です。
シニアのもろもろの悩みに応じる「電話相談」を中心に、豊かな生活提案のための「いきいき教室」やイベントを開催しています。 全国には、2,000余名のシニアライフアドバイザーを有し、東北のほか、北海道、関東、中国、九州に、それぞれの「協会」組織があります。
「関東シニアライフアドバイザー協会」の2003年9月NPO認証取得に続き、「東北 シニアライフアドバイザー協会」も2004年(平成16年)4月、特定非営利法人を申請同年6月認証されました。

事業内容
広く一般市民を対象に健康で心豊かな生活基盤を築くための提言・助言・支援・啓発活動を行い、いきいきと自分らしく、自立した社会生活の実現に寄与することを目的としております。
具体的には: 電話相談・カウンセリング事業・生涯学習や趣味、健康・生きがいなどに関する講座の開催実施、世代間交流のための事業の企画・立案・実施、など。

NPO 東北シニアライフアドバイザー協会
URL:http://blogs.yahoo.co.jp/touhokuslakyoukai

sla写真 sla 写真 2

 

メディアテーク(smt)ガイド充実プロジェクト

2009 年 10 月 12 日 月曜日

せんだいメディアテークのガイドボランティアを体験してみませんか。

体験の① 見学来館者のガイド
せんだいメディアテークには企画活動支援室という組織があり、市民の自発的な情報発信活動や文化振興活動をいろいろなかたちで支援しています。その活動のひとつに見学希望者や利用者のためのガイド活動があります。これは市民の希望者で行われています。

メディアテークには小中学校の郊外授業、建築専攻の専門学校生、大学生、建築業界の
関係者、デザイン関係の方、自治体の福祉担当者等大勢の方が見学に来られます。
毎回一時間くらいの見学に付き添って建築のこと、バリアフリーのこと、図書館のこと、映像資料のこと、ギャラリーのことなど説明しせんだいメディアテークに馴染んでもらうわけです。
ボランティアスタッフは通訳、制作、バリアフリー、館内ガイド等のチームがあり、お勤めの方や主婦の方もいますので、どなたでも参加しやすいように、平日と週末にわかれて活動しています。

体験の②「せんだいメディアテーク検定」の企画立案への参加
いろいろな「資格検定試験」というものが行われています。各地の商工会議所が主催するものでこれに合格しないと希望する職業につけないもの、あるいは趣味をもっと楽しみたいもの等いろいろです。
では、せんだいメディアテーク検定はどんなものを考えているかというと、せんだいメディアテークに興味を持ってほしい、そして利用してほしいことを狙いにしたものです。
これはせんだいメディアテークの歴史、理念をベースに対象の想定、問題の分類、問題の作成、専門家のチェックといろいろな作業があります。やさしいことではありませんが、はじめてみるとやり甲斐のある作業です。
こういうことを自分ができるかという心配をお持ちの方もいると思いますが、メンバーは定期的に7階スタジオに集まって、少しづつ積み上げていきます。
現在ガイドボランティア定例ミーティングは原則として第三金曜日の午後二時半から行っていますので、ちょっとのぞいてみてください。手話班と平日班との合同で行っています。

 smtガイドボランティア 平日班

手話による施設案内・イベントサポート

2009 年 9 月 3 日 木曜日

我々はせんだいメディアテーク(smt)のガイドボランティア手話班で活動しています。活動の目的、内容を簡単に紹介します。

活動目的はsmtのバリアフリーの理念の基づき手話を用い聴覚障害者に施設の内容を知ってもらい、又この施設を有効に活用してもらえるようにすることです。

我々はせんだいメディアテーク(smt)のガイドボランティア手話班で活動しています。活動の目的、内容を簡単に紹介します。
活動目的はsmtのバリアフリーの理念の基づき手話を用い聴覚障害者に施設の内容を知ってもらい、又この施設を有効に活用してもらえるようにすることです。
2年前の秋に市政だよりの募集を見てメンバーが集まり、それからは月1回ミーティングを行っています。まず、ガイドが出来るように施設案内のマニュアル作りから始めました。各ガイド班の資料を基にフロアを実際に回り、建築の特徴などを目で見て理解したうえでマニュアル作りを行ってきました。

昨年から今年6月までにマニュアルをまとめ7月からは見直しを始め並行して手話の練習を行う予定になっています。秋頃からは実際に施設を巡りながら手話ガイド練習を始めたいと思います。最終的には今年度中に聴覚障害者の方々にガイドが出来たらと思っています。

(手話班の2009年度の目標)

今のところ活動としては施設案内のマニュアル作成にどどまっておりますが、これからはガイドができるようにマニュアルまとめ、手話練習を着々と進めていきたいと思います。
それ以外にも各種イベント(聴覚障害者対象)のサポートも時間が合えば行っています。

今は人数が少ないのでなかなかミーティングも全員が集合出来ない状態になってます。
手話でのボランティアに興味のある方、やってみたい方ぜひミーティングを見に来てください。(smt に問い合わせいただければ詳細説明してもらえます。)毎月第3金曜日午後2時30分から7階スタジオで平日班と合同ミーティング後各班に分かれて行ってます。
難しく考えずに皆で楽しくガイドボランティアをしてみませんか?手話についてもレベルは人それぞれ違うから出来る範囲でボランティアしましょう!

smtガイドボランティア 手話班

URL:http://ameblo.jp/guide-vol33

仙台短篇映画祭2009

2009 年 9 月 3 日 木曜日

ただいま追い込み中!映画祭開催まであと2ヶ月

今年のテーマは「映画の学校」

今まさに、映画祭の上映プログラムや、イベント内容を掲載した映画祭チラシのデータ入稿の真っ最中!今年の映画祭はとにかく盛り沢山で、プログラムは結構早く出そろったが、その内容を詰めて行く段階で、今までにない映画祭の展開を試みたため、締め切り間近というのに未入の原稿が数カ所あるという状態に陥っているのである。

プログラム数は13、今年は映画祭初のバリアフリー上映、故人を偲ぶプログラムや若手作家の作品まで、ゲストを招いてのトークとともに、様々な素晴しい映画をみなさんに紹介できることになった。

加えて当日の映画制作ワークショップの開催や、殺陣やライブや講座等、身体の全部を使って「映画」を体感して欲しいプログラムが目白押し。

この他地元の企業や団体とのコラボレーション企画も予定している。

本当に全部ちゃんとできるのか、こうやって文章を書いてみるとなおさら不安になってくる。

この産みの苦しみを経て出てきた子供は、きっと自分が考えている以上のパワーをもった子供であるに違いないと信じて、9月19日-22日、皆様にお披露目できるよう今はとにかく何一つ取りこぼすことなく進めるのみである。

7月25日、是非映画祭チラシをお手に取って、「映画の学校」へお出でいただきたい。

菅原睦子(仙台短篇映画祭実行委員長)

URL:http://www.shortpiece.com/

地下鉄東西線沿線の街並み

2009 年 9 月 3 日 木曜日

私たちは仙台の街並みや建物、文化的な行事などを映像で記録し、仙台市民にメディア情報として提供する活動を行っているボランティア団体です。

活動内容
1)地下鉄東西線は平成27年の完成を目指してほぼ全区間で工事が進行しており現在は工事風景も身近になって来ました。
私たちがこの企画を立ち上げたのは平成19年で、地下鉄沿線の街並みが大きく変化することが予想されることから、工事の経過も含め記録することは意義がありかつ興味の持てるテーマであると考えたからです。
当面は映像の素材を収集することが中心の活動となります。
長期的にはなりますが、地下鉄完成時には現在の街並みと対比した映像にまとめるのが最終の目標です。

2)活動にあたり地下鉄東西線を見て回り撮影ポイントを調査しました。
延長13.9キロ、駅の数は13ヶ所で結構長い区間です。
本来なら全区間を対象としたいところですが、私たちスタッフの人数の関係もあり対象区間を次の6ヶ所に絞ることにしました。
①動物公園周辺、②国際センター周辺、③西公園周辺、仙台駅南町周辺、⑤薬師堂周辺、⑥荒井周辺

3)撮影に当たってはスタッフが共通の理解をもって進めることが必要です。
そのため交通局地下鉄東西線建設本部にお願いし、地下鉄の概要や工事の進め方などのお話を伺いました。
また撮影に当たっては工事エリア外では問題ありませんが、工事現場に近い場所での撮影についても工事の安全や進行に支障のない範囲で行えるようお願いしました。

4)撮影を始めると工事が進行と共に目標としていた建物や街路樹などが見えなくなり、風景が大きく変化するケースが出てきます。
そこで「定点撮影」の重要性と必要性が生じてきますが、当初は大雑把だったことを反省し、撮影場所をその都度具体的にメモして記録するように心がけて今は進めています。

メディアボランティア仙台  

 地下鉄東西線09.5.19 003   地下鉄東西線09.5.19 017

のりこ様は、バス使い♪

2009 年 9 月 3 日 木曜日

画像上(バス使い

バスにまたがり、仙台の街を軽快に飛びまわる「のりこ様」。
このキャラクターは、私たち“交通研”のスタジオ活動から誕生しました。

仙台の路線バスは、とくに街中では多くの系統があり、はじめての人が迷わずに乗るのは、ちょっと難しいかも。でも、せっかく便利なバス路線網があるのだから、上手に利用したいし、そのためには、「これさえ見れば乗れる」ようなインフォメーションがほしい。そして、バスを上手に利用する人の輪を広げていきたい・・・。
こうした願いをこめ、平成21年度の活動テーマを「バス使いになろうよ」としました。
まず、路線バス利用初心者のためのCM「のりこ様シリーズ」の、WEB公開に着手。そして、1枚のペーパーに「ここからここへバスで行くときに、これ1枚みればOK」という情報を盛り込んだ「おでかけレシピ」の制作も、始まりました。さらに、2009年5月にスタジオ公募型講座企画で実施したワークショップ(概要:http://trans-p.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/50-8305.html)の成果を踏まえ、路線バス乗り方指南のコンテンツ制作にも、取り組んでいく計画です。
交通研=「交通を考える研究会」は、NPO法人まちづくり政策フォーラムの研究会の一つ。平成13年の発足以来、仙台の公共交通を上手に利用したい人や、利用してもらいたいと考える人が集まって活動しています。

「のりこ様」の登場が、仙台のバスに不慣れな人でも上手にバスを使っていけるキッカケになれば・・・と、期待大!です。あなたも、のりこ様に続いて「バス使い」を目指してみませんか?

岡田真秀(まちづくり政策フォーラム 交通を考える研究会代表)
URL:http://norimajo.cocolog-nifty.com

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