2023
03 02
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仙台市民図書館開館
報告 2026年06月10日更新
【レポート】仙台たてもの観察ウォーク 市街地編
2025年11月8日に「仙台たてもの観察ウォーク ー石・彫刻・建築ー 市街地編」を開催しました。本記事はその当日のツアー記録です。
ぜひみなさんも街中のたてものを観察してみてください。楽しいですよ。
イベント告知の記事はこちら。展覧会「たてもの観察帖ー東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)・電力ビル・仙台市役所」の関連イベントとして開催しました。
https://www.smt.jp/projects/aoc/2025/08/--.html
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電力ビル1階に集合し、まずは中央階段を観察。床は建設当時のテラゾ(人造大理石)が残る。
吹き抜けは台形になっていてユニークな空間。みんなで床や空間を愛でる。

階段を見た後は建設当時の痕跡である、南側のドアの取手を見に行った。
豪華な石が貼られていて、実にいいドア取手だ。1960年代に思いをはせる。
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電力ビルグリーンプラザ前にあるブールデル作「果実」を鑑賞。実際の人間よりもだいぶ大きく作られていることに気づく。
七北田公園に東北電力が寄贈した彫刻もブールデルの作品で、東北電力はブールデル好きなのだろうか、など話す。
電力ビル北側の、電力ホールに荷物を上げるリフトを観察。思ったより小さい!
このリフトで、あの舞台、あのコンサートの大道具を搬入したのかと思うと感慨深い。

次なる目的地タワービルに行く途中にも気になる建物がちらほら。仙台市市民活動サポートセンターは世界的建築家の原広司が設計。前面のユニークな形が目をひく。

解体が進む明治安田生命仙台一番町ビルは、1階入り口上に謎 の出っ張り。謎は謎のまま解体されるのか。

仙台第一生命タワービル前の前にある彫刻は空充秋の作品「天の花」。ユーモラスとも言える形が重なって街角を柔らかく彩る。みんなでまじまじ見たり触ったり、継ぎ目はどうなってるのか確認したり。彫刻を大勢で見るのは楽しい。

タワービル1階エントランスには、佐藤忠良「娘の像」。やはり仙台宮城は忠良作品が多い。空間に凛と立っている。

タワービル1階は全面的にイタリア産石灰岩アウリジーナ・フィオリータで覆われている。厚歯二枚貝という絶滅した貝の化石が大量に入っている。空間デザインも開放感があって居心地がいい。いいビルだな。


一行は、「彦いち」前の細い通りを通って、いたがきの横から国分町の虎屋横丁へ。

紅華ビルの入り口周りやビル名表示の周りは、ストロマトライトと呼ばれている石材で、藍藻(シアノバクテリア)類の化石。地球で歴史の記憶がここ、国分町にひっそりと。


マルイプラザの外壁を飾るレリーフ彫刻。女性とクジャクのような鳥が国分町通を見守っている。夜は見えづらいので、昼の鑑賞がおすすめ。

知っている方も多い凱旋門ビル。レプリカとはいえ、手間がかかった豪華なビル。ぜひ後世に残してほしい。


ビルの前には説明が書かれた石板。本物のパリの凱旋門の1/3の大きさで作られているらしい。

階段ホールも素敵なタイルになっており、エレベーター周りも石材貼りで実に豪華。デザインに見入ってしまう。

お隣のMORIX翠ビルのエントランスはイタリア産石灰岩貼り。こういったビルは、各店の看板デザインも面白い。創意工夫が凝らされ見どころがたくさん。

歩きながらも、まわりをキョロキョロ。
どこに面白いものが潜んでいるかわからないので、気が抜けない。

神殿のようなデザインの酒屋さん。

ビルを眺めながら一同徒歩移動。

ファサードのデザインがかっこいいビル

時代を感じる外壁タイルに胸キュン。

タイルもビルのデザインもユニーク。国分町は見るものだらけで目移りしてしまう。

凱旋門ビルは裏側にも彫刻が並んでいる!
中華料理屋の上で見守るミロのヴィーナス。

この近辺には洋風彫刻で装飾されたビルがいくつかある。時代の流行りなのだろうか。 
国分町を抜けて、県民会館レリーフなどを見学しながら、ゆるゆるとメディアテークに到着。ご参加されたみなさま、大変お疲れ様でした。

執筆:SASSA 渡邉
撮影:せんだいメディアテーク
※本記事は、展覧会「たてもの観察帖ー東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)・電力ビル・仙台市役所」で展示されたパネルの内容を元にしています。