報告 2019年07月30日更新

【報告】7/28 手ではなすおはなしの会


7月28日(日)に「とぷらす・ウィーク」関連イベントとして「手ではなすおはなしの会」を実施しました。

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「手ではなすおはなしの会」は、ボランティアグループ《まほうの手》による手話での絵本の読み聞かせ会です。
メディアテークでは、年に2回、夏と冬に開催しています。

「手ではなすおはなしの会」は、聞こえない子どもたちが絵本の世界を楽しめるよう、読み聞かせをすべて手話で行います。
じゃあ、手話がわからないと楽しめないの...?というと、全くそんなことはありません!
読み手は、手や足などの体の動きを使い、表情豊かに物語を展開していきます。
聞こえる人も、音による情報からではない新しい絵本の楽しみ方を発見することができるのです。

大きな身振り手振りで話す人。それを見て笑ったり、息をのんだりする人。でも会場は静まっているー。
そんな不思議な光景に引き付けられ、会場を訪れる人もいました。

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今回読み聞かせをした絵本は、この2冊!

 「松谷みよ子むかしむかし 第一集 こぶとり」
  松谷みよ子 文/村上康成 絵

 「ねむいねむいねずみとなきむしぼうや」
  ささきまき/作・絵

児童文学作家の松谷みよ子が書き下ろした代表的な昔話と、イラストレーター佐々木マキの人気絵本「ねむいねむいねずみ」シリーズから選ばれました。

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読み聞かせの次は、来場者も参加できるゲームで大盛り上がり!

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このゲームは、演者が手話やジェスチャーである職業を表現し、観者はその職業が何かを当てるゲームです。
最初に《まほうの手》のメンバーが演じた後は、来場者も参戦!子どもから大人まで、体を思いっきり動かしながらその人物になりきって楽しみました。

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次回の「手ではなすおはなしの会」は、12月に開催する予定です。
聞こえる人も聞こえない人も一緒に絵本を楽しみませんか?ご来場お待ちしております。

(担当:高橋)

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