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今年度メディアテークでおこなわれている取り組みの一覧です

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プロジェクトリスト | バリアフリー・デザイン

2020年02月20日更新 報告 【報告】音声パソコンステップアップ講座(2月16日実施)

せんだいメディアテークでは、目の不自由なかたを対象に、「音声パソコンステップアップ講座」を定期的に開催しています。
今年度最後の講座を2月16日(日曜日)に実施しました。

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●はじめに
「音声パソコン」とは、目の不自由なかたのために開発された「スクリーンリーダー」と呼ばれるソフトが入ったパソコンのことです。「スクリーンリーダー」とは、「音声読み上げソフト」とも呼ばれ、「画面に表示されている内容」と「使っている人が操作した内容」を音声で読み上げてくれます。

「音声パソコンステップアップ講座」では、普段から音声パソコンを使用している目の不自由なかたを対象に、毎回テーマを設けて年に2回開催しています。

●今回の講座のテーマ
今回の講座では、読み上げ機能が向上した
Windows付属のスクリーンリーダー「ナレーター」の操作を学びました。
講師は、仙台市視覚障害者福祉協会の鴫原真一さんです。

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●レクチャー
実践に入る前に、鴫原さんからナレーターの特徴について説明がありました。ここではその内容を簡単にまとめています。

ナレーターとは?
Windows OSに標準で搭載されているスクリーンリーダーです。Windows10から機能が向上し、「PC Talker」など、メインで使用するスクリーンリーダーの補助として十分に使えるようになりました。

こんな場面で使えます
①新しく購入したパソコンのセットアップをするとき
PC Talkerなど、有料の画面読み上げソフトはインストールが必要です。そのため、目の不自由なかたがパソコンのセットアップ(パソコンを使える状態にすること)をするときは、まだソフトが入っていないため、目の見える人の補助が必要でした。ここで、ナレーターの出番です。ナレーターを起動することで、目の不自由なかたもひとりでセットアップすることができます。

②メインのスクリーンリーダーが何らかのトラブルで動かなくなったとき
PC Talkerなどメインで使用しているスクリーンリーダーが突然動かなくなった!ということはよくあります。そんなときもナレーターがあれば大丈夫。ナレーターを起動して、エラーメッセージや画面の内容を読み上げることで、対処することができます。

③メインのスクリーンリーダーで読めないアプリがあったとき
PC Talkerでも読み上げてくれないアプリもあります。そんなとき、ナレーターを起動して読んでくれる箇所があるか試してみましょう。

●実践
次に、実際にパソコンを操作しました。
ナレーターの起動と終了のしかた、基本設定、音量・読み上げ速度の変更など、主なキー操作を中心に学びました。また、PC Talkerに不具合が生じた場合を想定したナレーターの操作を実践しました。
操作に行き詰ったときは、音声パソコンの操作に熟知しているサポーターがやさしくアドバイスしました。

P1160715.JPGP1160723.JPG●まとめ
ナレーターは、機能面でPC Talkerなどの有料ソフトには及びませんが、メインのスクリーンリーダーの補助として十分に活躍してくれます。
レクチャーで説明のあった、3つの場目(①パソコンをセットアップするとき②メインのスクリーンリーダーに不具合があったとき③メインのスクリーンリーダーで読めないアプリがあったとき)でぜひ活用してみてくださいね。

次回の講座は、2020年7月の開催を予定しています。
これから初めての受講を考えているかた、一人での受講に不安を感じているかたも、
講座にはサポーターがつきますので、どうぞお気軽にご参加ください。
また、講座で扱ってほしいテーマがありましたら、下記の宛先までどうぞお知らせください。

せんだいメディアテーク 企画・活動支援室
〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
tel : 022-713-4483  fax : 022-713-4482
mail : office@smt.city.sendai.jp

(担当:高橋)