イベント 2015年08月02日更新

第45回「〈未来〉とは何か?」


■ 日時:2015 年 8 月 2 日(日)16:00-18:00
■ 会場:せんだいメディアテーク 1f オープンスクエア
■ ファシリテーター:辻 明典(てつがくカフェ@せんだい)
■ 参加無料、申込不要、直接会場へ
■ 問合せ:tanishi@hss.tbgu.ac.jp(西村)
■ 主催:せんだいメディアテーク、てつがくカフェ@せんだい
■ 助成:一般財団法人 地域創造

《今回の問いかけ》

そもそも、〈未来〉とは、なんでしょうか?
みなさんは〈未来〉という言葉を、どのような意味で使っているでしょうか? 書き下すのであれば、〈未だ来らず〉となるでしょう。それは、まだやってこない、まだ起こっていない、まだどうなるかがはっきりとしていない、そんな状態のことでしょうか。もしかしたら、自分だけの力ではどうしようもないもの、定めることが難しいもの、それが〈未来〉なのかもしれません。でも、〈未来〉という言葉を使うとき、わたしたちは明るく希望にみちた世界の姿を〈未来〉へ託そうとしている気もします。「こうなればいいなぁ...」「ああできたらなあ...」といったような、〈望み〉や〈願い〉が込められていて、言うなればそこでは、〈善き未来〉のことが指されているのかもしれません。ちょっとだけ立ち止まって考えてみませんか。
どうして、わたしたちは、はっきりとしない〈未来〉に、〈望み〉や〈願い〉を託そうとしたがるのでしょうか。希望を託さなければどうしようもないもの、それが〈未来〉なのでしょうか。今回のてつがくカフェでは、〈未来〉についてみなさんと一緒に考えてみたいと思っています。でも、「〈未来〉は...であるべきだ」といったたぐいの話をするのではありません。〈未来〉をめぐる対話のなかで、わたしたちが〈未来〉をどのようにとらえているのかを問うていくつもりです。ぜひ、ご参加ください。

辻 明典(てつがくカフェ@せんだい)

《てつがくカフェとは 》
てつがくカフェは、わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、そもそもそれって何なのかといった問いを投げかけ、ゆっくりお茶を飲みながら、「哲学的な対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。


てつがくカフェ@せんだい http://tetsugaku.masa-mune.jp




*この記事はウェブサイト「考えるテーブル」からの転載です(http://table.smt.jp/?p=12287
*イベントのレポートはこちら https://www.smt.jp/projects/cafephilo/2015/08/45-1.html


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