イベント 2017年02月25日更新

てつがくカフェ第58回「『相馬クロニクル』の作品から『想像力』を問い直す」(ラジオ)


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■ 日時:2017 年 2 月 25 日(土)15:15-17:45
■ 会場:せんだいメディアテーク 7f スタジオa
■ ファシリテーター:辻明典(てつがくカフェ@せんだい)
■ 参加無料、申込不要、直接会場へ

<相馬クロニクル音声作品>
対話の前に、「3がつ11にちをわすれないためにセンター」が企画する上映会「『星空と路』上映室」にて、3つの音声作品をお送りします。ぜひお聴きのうえご参加ください。

■日時:2017年2月25日(土)14:30-15:00
■会場:せんだいメディアテーク7fスタジオシアター
■音声作品:
「緊急時避難準備不要区域より」(2011)
「Blind」(2014)
「Atomic town」(2015)

《今回の問いかけ》

物語を読みながら、景色を思い浮かべる。

詩を詠みながら、情景を思い浮かべる。

では、音楽を聴いているときは? 朗読を聴いているときは? ラジオを聞いているときは?

わたしたちは、何かに耳を澄ませているとき、 どんなことを思い浮かべているのでしょうか?

誰かの声や、せせらぎや、風が流れる音に耳を澄ましているとき、わたしたちはそれらに注意を払いながらも、どこかの風景を思い浮かべて、世界の質量を感じているのでしょうか?

感じているとすれば、どのように?

原発事故によって放射能が大地に降り注いでから、そこにあったはずの暮らしや、生活の手触りが、傷つけられてしまった、突然に失われてしまった、あるいは傷つきつつ失われつつあるということを、情景とともに想像することはできるのでしょうか。

相馬クロニクルは、東日本大震災と福島第一原発事故をテーマに記録された映像や音声作品を通して、高校生の視点から伝える活動をしています。 今回は、「緊急時避難準備不要区域より」「Blind」「Atomic town」という3つの音声作品を聴いたあとに対話をします。 そして作品を通して感じたこと、考えたことなどについて、みなさんとともに言葉を交わしあいながら、「想像力」とはなんなのかを深く、考えていきたいと思います。

ぜひご参加ください。

◆ 問合せ:office@smt.city.sendai.jp(せんだいメディアテーク)
◆ 主催:てつがくカフェ@せんだい、せんだいメディアテーク
◆ 助成:一般財団法人 地域創造

《てつがくカフェとは 》
てつがくカフェは、わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、そもそもそれって何なのかといった問いを投げかけ、ゆっくりお茶を飲みながら、「哲学的な対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。

てつがくカフェ@せんだい http://tetsugaku.masa-mune.jp




*この記事はウェブサイト「考えるテーブル」からの転載です(http://table.smt.jp/?p=13437
*イベントのレポートはこちら 
https://www.smt.jp/projects/cafephilo/2017/02/post.html


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