せんだいメディアテークで開催している対話型のトークイベント「てつがくカフェ」を、オンラインで開催します。

今回のテーマは、「帰る」です。

第82回てつがくカフェ（オンライン）

■日時：2023年1月28日（土）14:00〜16:00

■会場：zoomにて行います

■定員：15名（先着順・要事前申込み）

■主催：てつがくカフェ@せんだい／せんだいメディアテーク

■内容に関する問い合わせ：sendai.philosophy@gmail.com（てつがくカフェ＠せんだい）

■技術的な問い合わせ：ms@smt.city.sendai.jp（せんだいメディアテーク）

【参加の申込みはこちらから】

参加申込フォームはこちら

申込締切日：2023年1月26日（木）

※定員になり次第、締切日前でも締め切ります。

※お申込み後、ご記入いただいたメールアドレスに必要事項をご連絡します。

【参加にあたっての注意事項】

・本名を公開する必要はありません。ニックネームでもお申込みいただけます（zoomにログインする際はお申込みいただいたお名前でご参加ください）。

・web会議システム「zoom」を使用します。可能な限り安定して接続できるインターネット環境でご参加ください。画面構成の都合上、パソコンでのご参加を推奨しますが、スマートフォンやタブレット等でもご参加いただけます。

・事前にzoomアプリのインストール（https://zoom.us/support/download）および通話　／接続確認をした上で参加をお願いします。操作上で不明点がある場合、zoomヘルプセンター（https://support.zoom.us/hc/ja）をご参照ください。

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コロナ禍で帰省を自粛していた頃に比べれば、今年の年末年始は第八波渦中であっても帰省する人が多いのではないかと思います。しかし仕事や学業が忙しい人は、年末年始であっても実家に帰れないかもしれません。また災害によって家に帰ることが困難な人や、戦争・紛争などにより母国に帰ること自体が困難な人も多くいます。さらに宇宙ステーションでミッション中の宇宙飛行士は、簡単に地球に帰ることはできません。人ではありませんが、宇宙探査機「ボイジャー１号」と「ボイジャー２号」は、太陽系を飛び出し二度と地球に帰ることはできません。遭難して亡くなった探検家も、二度と帰ることはできません。「帰ることができない」ことを私たちは悲観的に捉えがちですが、太陽系外に出た探査機や遭難した探検家などは悲しい存在なのでしょうか？

そもそも、私たちは何のために帰るのでしょうか？休養・休息のため、家族や友人に会うため、ただただ故郷の地を踏むため。様々な理由があるかもしれませんが、これらはみな見慣れた光景を確認するという共通点があります。見慣れた自宅に戻り気を休める。見慣れた家族や友人に会い親交を深める。見慣れた街に戻り思い出にふける。仮に帰ることの一つの目的が見慣れた光景を確認することだとしたとき、変わってしまった場所に帰ることは何を意味するのでしょうか？私たちはなぜ帰るのか、帰ると戻るはどう違うのか、帰ることなく進み続けることは何を意味するのか。帰るに付随する様々な疑問を通して皆さんと一緒に帰ることについて考えてみたいと思います。

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てつがくカフェとは・・・？

てつがくカフェは、わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、「そもそもそれって何なのか」といった問いを投げかけ、ゆっくりお茶を飲みながら「対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。