シネバトル 2019年08月30日更新

シネバトルVol.27が開催されました


すでに秋の気配ただよう仙台市青葉区定禅寺通りで、シネバトルVol.27が開催されました。

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2019年8月28日に開催された27回目のシネバトルは、事前申込2名、飛び入りプレゼンター4名の計6名でのバトルとなりました。初めてシネバトルを見に来て、そのままプレゼンター参加してくださった方が今回も。毎度のことながら果敢に飛び入りしてくださるオーディエンスのみなさんには感謝感謝です。

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1.松谷郁さん「ザ・ウォーク(監督:ロバート・ゼメキス/2015年)」

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松谷さん、実はVol.10で金賞を受賞された過去あり。前回とは一転して落ち着いた語り口で作品の魅力を紹介。映画三昧のお仕事をされていたとのことで、浴びるように映画を観てきた経験が語り口を変えたのか。

2.三宮邦子さん「ギルバートグレイプ(監督:ラッセ・ハルストレム/1993年)」

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丁寧に、噛みしめるように作品の見どころと愛すべきポイントを訴えた三宮さん。ホワイトボードのタイトル間違いはご愛嬌。

3.本田雄一さん「ヒトラーの忘れ物(監督:マーチン・サントフリート/1993年)」

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初めてシネバトルに参加、そしてそのまま飛び入りプレゼンターに!作品のデータよりも、作品が訴えるテーマと人間模様を集中的にお話しされました。

4.小野寺吉行さん「ドレミファ先生と子どもたち(監督:小野田正彦/1957年)」

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ゴルゴ13「蒼狼漂う果て」に出てくる長田さんのような記憶力の持ち主小野寺さん。今回も宮城県図書館のフィルムライブラリーで見つけたお宝作品ですが、インターネット上ではどうしても作品情報を見つけられませんでした。今回の作品データは小野寺さんのホワイトボードを清書したものです。あしからず。

5.内田衛さん「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(監督:ロン・ハワード/2018年)」

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内田さんは前回Vol.26に初参加・初飛び入りプレゼンターでもありました。ハン・ソロは不当に低く評価されている!という熱弁に会場のスターウォーズファンもヒートアップ。今回も飛び入り参加なのに理路整然としたプレゼン。それにしてもいったい普段どういうお仕事をされているのか...??

6.浅井篤さん「シェイプ・オブ・ウォーター(監督:ギレルモ・デル・トロ/2017年)」

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お久しぶりの浅井さん(Vol.18で銀賞受賞)。奥様にナイショでサウンドトラックのCDを買ったことをどさくさに紛れて告白!浅井さんの語り口調もですが、魅惑のバリトンボイスも聞きどころ。

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事前に申し込まれたプレゼンターが1名欠席など、毎度毎度「今回は本当に不成立かも...」とハラハラしておりますが、蓋を開けてみればプレゼンター6名満席、そしてオーディエンス27名の熱いバトルでありました。余談ですが、今回は特に「初めて来ましたー」なオーディエンスが多い回でもありました。あちこちに配布しているチラシが意外と仕事をしているようです。いずれにしても初めての方が参加してくださるのは嬉しいですね。またお久しぶりな過去のプレゼンターの方々のカムバックも大歓迎です。松谷さん、浅井さん、お帰りなさい。回を重ねて関係人材の層の厚さを実感するシネバトル、Vol.27の銀賞は本田雄一さん金賞は内田衛さんでした!おめでとうございます。

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さて来月9月は奇数月恒例のトークサロンです。シネバトルブレインズ・タムラさんが選んだテーマがこちら。

シネバトルトークサロン
「限定空間がなぜ面白い!?ワンシチュエーション映画の愉しみ」
日時:2019年9月25日(水)18:30-19:30
会場:せんだいメディアテーク 2階 映像音響ライブラリー
入場無料

ワンシチュエーションと言えば「12人の怒れる男」とか「ソウ」などが思い浮かびますが、担当A.H.はちょっと変化球な「Vehicle 19」を当日の隠し球にしたいと思います。あれは地味だけどなかなか面白い映画でした。お読みのみなさん、ぜひご参加ください。「おいおい、『○○○』を忘れちゃこまるぜ!」なお話が聞けるのを楽しみにしております。

(A.H.)


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