トークサロン 2020年01月31日更新

第18回シネバトルトークサロンを開催しました


ドキュメンタリー映画にモヤモヤ?なトークサロンの様子をレポートします。

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当日は1月に似合わぬ強い雨。そんな足元の悪い日でも15名もの方々に参加いただきました。今回のテーマは「ドキュメンタリーは、モヤモヤするから面白い」。まずはファシリテーター・キムタケさんが、本家シネバトルよろしく3分の制限時間でドキュメンタリー映画の面白さをプレゼンテーション(見事3分以内で!)。

ドキュメンタリー映画と言っても千差万別。そもそも「ドキュメンタリータッチ」、「フェイクドキュメント」といった言葉まで生まれてくる現状を考えると、「ドキュメンタリー映画ってどんな特徴があるの?」という話にもなってきます。まずはそんな話題から、ゆるーくやりとりが始まりました。

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みなさんのお話を聞いていると、ドキュメンタリー映画の面白さが多種多様であることに改めて気が付きます。作家の視点と鑑賞者の視点がズレていた時、鑑賞者の心に生まれる「モヤモヤ」。自分と違う考えをどのように咀嚼するか、毎回問われるのが「ドキュメンタリー映画」じゃないでしょうか。

この日の参加者は、ドキュメンタリーを積極的に観ている方/いない方が、程よくブレンドされていたようでした。そしてみなさん、自分とは違う視点、あるいは知らない情報にすごくどん欲ですね!口角泡を飛ばして議論する...のではなく、お互いの発言をしみじみ味わいながら知見を深めて行く、そんなトークサロンの雰囲気がとても楽しかったです。

今回のサロンでは、さまざまな視点から改めて「ドキュメンタリー映画」を再確認することができました。特に普段このジャンルの作品を観ない人も、「じゃあ今度観てみようかな...」と、ググッと前向きになれたのではないでしょうか。

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さて、2月のトークサロンは毎年恒例「シネバトルグランドチャンピオン上映会」と連動しております。三宮邦子グランドチャンピオンを囲んで、上映作品「ブルックリン」について語り合います。

2020年2月11日(火・祝)
シネバトルグランドチャンピオン上映会「ブルックリン」
14:00- (開場30分前)
せんだいメディアテーク 7階スタジオシアター

シネバトルトークサロン「ブルックリンを語ろう」
16:15-
せんだいメディアテーク 7階studio a

いずれも入場料・参加費は無料です。みなさん、ぜひご参加ください。お待ちしております。

(A.H.)


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