イベント 2025年10月01日更新

100年/Imagination


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独創的な作風で、国内外の映画祭のみならず近年は美術館でもその作品が上映・展示されている映像作家・牧野貴(まきのたかし)と、自身の音楽活動と併行して映画音楽でも高い評価を得る音楽家・渡邊琢磨(わたなべたくま)による、時代の節目が重なる今年にふさわしい、一夜限りの映画体験。

*上映後、作家による解説あり(手話通訳つき)。

  

日時・会場

2025年11月21日(金曜日)18:30〜20:00

せんだいメディアテーク 7階 スタジオシアター(160席)

 

上映作品

『100年』

牧野貴/2025年/30

音楽:渡邊琢磨(Music performed and pre-recording by 梶谷裕子(Vn)、波多野敦子(Vn)、角谷奈緒子(Va)、千葉広樹(Cb)、渡邊琢磨(Cond))

創業100年を迎え、解体・移転が決まったとある映画フィルム現像所。そこに遺されたフィルム断片と廃墟となったその場所の風景から、100年の歴史を光とともに結晶化した作品。

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『Imagination』

牧野貴/2025年/33

ライブ演奏:渡邊琢磨、牧野貴

廃墟となった現像所から見上げた空と遺されていたフィルムをもとに生み出された、想像力の源泉のごとき作品。固定したサウンドトラックはなく、ライブで音を重ねることで完成する。

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牧野貴(映像、エレクトロニクス)

映像作家。1978年東京都出身。想像力・記憶など人間の身体内部にある映像と融合する有機的な抽象作品を手がける。ロッテルダム国際映画祭短編部門グランプリ(2012年)ほか海外での映画祭の受賞多数。世界130都市以上で作品は上映され、近年は映画の世界だけでなく芸術祭や美術館やギャラリーでの特集上映やインスタレーション展示など、その表現領域を拡張し続けている。

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渡邊琢磨(ピアノ、音響)

宮城県仙台市出身。デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアーへの参加など国内外のアーティストと多岐にわたり活動。2021年ソロアルバム「Last Afternoon」を、英Constructiveからリリース。自身の活動と並行して映画音楽も手がける。近年の作品に、『ナミビアの砂漠』(2024年/監督:山中瑶子)『Cloud』(同年/監督:黒沢清)など。

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入場方法

  • 前売:2,000円(オンライン発売のみ:10月24日より仙台市市民文化事業団ウェブサイトから)
  • 当日:2,500円(当日受付にて/現金のみ)
  • 障害のある方(介助者1名まで)・学生:無料

 *ご入場の際、障害者手帳または学生証のご提示が必要です。

 *無料対象の方は、事前にせんだいメディアテーク(電話またはメール)までご連絡いただくか、当日受付にてお申し出ください。

   

会場について

  • 全席自由
  • 車椅子可
  • 筆談ボードあり
  • 補助犬可
  • 多目的トイレあり
  • ゆずりあい駐車場あり

 

主催・お問い合せ

主催:せんだいメディアテーク