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イベント 2021年07月07日更新
8/7(土)開催「第14回映像サロン ドキュメンタリーは生きている~エンドマークのその先に~」
ドキュメンタリーは現実の人間を取材対象にしているため、作品完成後もその人の人生は続いていきます。また製作者と被写体との関係もその時点で切れるわけではなく、交流が続く場合も少なくありません。
ドキュメンタリー製作を通じて、撮る者と撮られる者とが共有する時間は作品内に留まらず生き続けます。それが双方の人生に大きな影響を与えることもあります。
今回の映像サロンでは、あまり語られることの少ないドキュメンタリ―映画のその後の経過について言及します。
多摩川河口の干潟で暮らすホームレスの老人を描いた『東京干潟』を例に、エンドマークの先に続く作り手と被写体との関係性について考えます。また、本作の主人公の近況を綴った短編映像も併せて上映します。
※東京で緊急事態宣言が発令されたことに伴い、村上浩康監督はZoomでの登壇となりました。ご了承ください。
第14回映像サロン
ドキュメンタリーは生きている~エンドマークのその先に~
■日時:2021年8月7日(土)13:30~16:30
■会場:せんだいメディアテーク7階スタジオシアター
■参加費:無料
■予約:必要
■主催:みやぎシネマクラドル、せんだいメディアテーク
■協力:i-くさのねプロジェクト
■助成:一般財団法人地域創造
■予約申し込み先:
電話:080-2773-0181(砂子)
メール:m.cinemacradle@gmail.com(我妻)
■活動スケジュール
13:00~ 開場
13:30~ 開会のあいさつ
13:35~ 発表者のあいさつと『東京干潟』上映
15:05~ 休憩
15:15~ ディスカッション(短編映像の上映含む)
16:25~ 閉会のあいさつ
16:30 終了
※ディスカッションの様子は後日希望者に限定公開
■上映作品
『東京干潟』(2019年/83分)
東京と神奈川の間を流れる多摩川の河口に広がる干潟で、シジミを採りながら捨て猫たちと暮らすホームレスの老人。彼の暮らしを追いながらオリンピック直前の変わりゆく東京の姿や現代社会が抱える様々な問題を描くと共に、その人生に日本の戦後史が重なっていく。
■発表者プロフィール
村上浩康(むらかみ・ひろやす)
映画監督。宮城県仙台市出身。2012年に『流 ながれ』で文部科学大臣賞受賞。2019年に多摩川河口干潟を舞台にした連作『東京干潟』『蟹の惑星』でドキュメンタリ―映画初の新藤兼人賞金賞受賞。その他、門真国際映画祭最優秀作品賞、文化庁優秀映画賞、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル大賞など。
■新型コロナウイルス感染症対策について
・館内では感染防止に取り組んでいます。
・事前予約制とし、参加者名簿を作成することをご了承ください。
・37.5度以上の熱がある方、咳が出る方、体調の優れない方はご来館をお控えください。
・来館時は、マスクの着用、手指の消毒、咳エチケットなど対策をお願いします。
・会場内は飲食禁止です。
・席の間隔を空けてご着席いただきます。
・やむを得ず、中止となる場合があります。ご了承ください。
・最新情報は、ウェブサイト等でご確認いただくか、お問い合わせください。
・イベント前後での会場周辺での会話や交流はお控えください。