1月22日（日）に東北大学国際文化研究科主催による『10年後のまなざし』上映会が行われました。

今回企画してくださったのは、佐野正人先生とゼミの学生たちです。第1部で映画を上映後、第2部で監督4人が登壇し、フォーラム福島支配人の阿部泰広さんの司会の下、討論を行いました。

震災や原発被害についてずっと考えてこられた阿部さんの感想は非常に的確で、学生の質問も多様で、討論は100分を超えてもまだまだ話し足りなさが残りましたが、おかげさまで非常に有意義な会になりました。そしてこのような上映＋対話の場を設けることの意義について、参加者同士改めて考える機会となりました。

今回参加した学生たちは、主に中国などアジアから国際文化について学びに来た大学院の学生たちで、非常に高い関心の下に映画を観てくれました。東日本大震災時にはまだ小さく、遠く離れた場所に住んでいた彼ら彼女らですが、今回の企画を通してさまざまなことを受け取ってくれたようで本当に嬉しかったです。

今回たくさんの貴重なご縁をいただいて、クラドルをより良い会にしていきたいという気持ちと同時に、作り手としても、次世代のためにもっともっとがんばらないとという気持ちになりました。ご参加のみなさま、主催のみなさま、この度は本当にありがとうございました！

文責：みやぎシネマクラドル