広瀬通側の一番町四丁目買物公園（昭和30年代）

撮影／阿部幹夫　所蔵／風の時編集部

「福寿司」前の一番町四丁目買物公園。中央看板「みうら」脇の小道は、当時、奥の稲荷小路まで伸びる通路で、現在はホテルの一部になっている。右側のバルコニーのある建物が喫茶店「未完成」。店内はクラシック音楽が流れる落ち着いたお店だったという。他にも仙台には「田園」や「白鳥」という有名な喫茶店があった。奥に見える「東芝」の文字は、国分町のビルの屋上に揚げられていた看板。

●もとの写真

［パネルに寄せられた来場者のコメントの一部］

※写真の内容や場所に直接関係のないコメントがある場合もあります。

▷「一番町中央会」の看板　福寿司（左建物）奥に「東芝」の看板　国分町

▷仙台の主だった喫茶店のひとつが「未完成」その他「田園」「白鳥」が有名

▷「未完成」店内はクラシック音楽が流れていた

▷喫茶店「未完成」コーヒー６０円　紅茶６０円　ソフトクリーム６０円　あんみつ１００円

▷「福寿司」をやっていたのが岩淵さん。岩淵さんの名前が看板に書かれているのでこれは一番町

▷みうらさんはアイスを売っていた（肉屋さん）料亭→民謡会館

▷喫茶店ｓ２８〜３０年ごろ「リショール」あった「エスポワール」

「どこコレ？」とは

仙台のどこかではあるけれど詳細がわからなかった古い写真を展示し、来場者のみなさんが知っていることや思い出をふせんで貼ってもらいます。そして、寄せられた情報をもとに「コレ」が「どこ」かを確定していく参加型展示です。このコラムでは、確定した写真の一部を紹介していきます。