コラム 2019年04月26日更新

北六番丁通、旧東北大農学部前



北六番丁通、旧東北大農学部前(昭和31年頃

所蔵/仙台市

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土埃をあげてクルマが走る通りが北六番丁で、開渠の四ツ谷用水本流が流れており、「桜川」と呼ばれ親しまれていた。クルマの奥の木立は旧東北大学雨宮キャンパスの農学部があった場所。2013年7月に撮影した現在地との比較写真が類似している点や、当時を記憶している人が多数だったことから確定。旧東北大農学部跡地には、イオンモールが2019年秋開業予定。

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[パネルに寄せられた来場者のコメントの一部]

※写真の内容や場所に直接関係のないコメントがある場合もあります。

▷北六の農学部ではないか。昭和30年代、北六番丁。

▷北六番丁にはS20年代まで四ツ谷用水はあった記憶がある。橋を渡って行く家があったと思う。

▷北六番丁の「桜川」が暗渠になったのは昭和10年ころなので、昭和31年にはこのような広い砂利道。走っているジープは駐留軍?

 この直後、昭和32〜33年ころから工業用水道の工事とともに道路がコンクリート舗装されていった。「北六番丁農学部前」で正!

▷農学部の中にプールがあり、夕方から入って遊んでいた。カルガモがいて、上杉山通を横断していた。



「どこコレ?」とは

仙台のどこかではあるけれど詳細がわからなかった古い写真を展示し、来場者のみなさんが知っていることや思い出をふせんで貼ってもらいます。そして、寄せられた情報をもとに「コレ」が「どこ」かを確定していく参加型展示です。このコラムでは、確定した写真の一部を紹介していきます。


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