コラム 2019年04月27日更新

飛行機の滑走路と噂された青葉通


飛行機の滑走路と噂された青葉通(昭和30年代初め頃)

撮影/阿部幹夫、所蔵/風の時編集部

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昭和30年代初め頃の青葉通。東三番丁と東四番丁の間、仙台駅を背に青葉山川内方面を撮影。最大幅50メートル、無電柱のこの広々とした青葉通を見て、当時「まちのど真ん中に飛行機の滑走路でも作るのか」と噂したのもうなずける風景。1951(昭和26)年頃からケヤキが植えられ、今では杜の都のシンボルとして親しまれている。右建物は大映系列の映画を上映していた「仙都劇場」。1955(昭和30)年に製作された映画「お父さんはお人好し」の幟も見える。

●もとの写真

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●2014年の展示

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●2018年の展示

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[パネルに寄せられた来場者のコメントの一部]

※写真の内容や場所に直接関係のないコメントがある場合もあります。

▷昭和30年初 青葉通 仙都劇場

▷「お父さんはおひとよし」映画看板(大映映画)

▷大映仙都劇場 主に大映の映画を上映していました

▷奥は天守台では?大映では?青葉通では?東から西をみている

▷現在のイオン仙台店(旧ダイエー仙台店)では?

▷ダイエーの前は電報局でした。大映劇場の跡は仙台セントラルホテルだったような、、、

▷当時は今の東二番町も青葉通りも砂利道車の運転は大変だった思い出があります



「どこコレ?」とは

仙台のどこかではあるけれど詳細がわからなかった古い写真を展示し、来場者のみなさんが知っていることや思い出をふせんで貼ってもらいます。そして、寄せられた情報をもとに「コレ」が「どこ」かを確定していく参加型展示です。このコラムでは、確定した写真の一部を紹介していきます。


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