2 ヶ月半のラウンジ展が無事終了しました。
この間、本展示以外に関連企画としての「細倉を記録する寺崎英子の遺したフ ィルム」(青葉区錦町 仙台アーティストランプレイス)での展示や、寺崎さんの弟さんである笹正夫さんをゲストにお迎えして座談会も開催し、少しふくらみのある展示ができたように思います。

入場者数は、おそらく 5,000 人 以上の来場があったと思われます。会場にはアンケートと感想ノートも置いておきましたが、その内容も非常に充実していて、ぎっしりと綴られているページが本当に多くありました。
細倉出身の人、細倉に何らかの形で関わったことのある人、行ったことはないけれど自分自身が子どもの頃の生活を思い出す人、また、仙台に出張に来ていて新聞を見て訪れた筑豊の聞き書きに携わっている人、夕張に住んでいた人な ど、炭鉱に関わっておられる方々まで来場され、感想を残してくださいました。





▼ 座談会「ひとびとの細倉・寺崎英子と私」（12月9日）


寺崎英子さんの写真については、モノクロ写真のスキャンが終わったのみで、まだまだわからないことも多いのですが、座談会には写真に何度も登場する、今も細倉に暮らす弟さん(秀夫さん)とご家族や、英子さんを知る方々が多数参加され、英子さんという人についてお話しをお聞きするとても良い機会になりました。




▼「細倉を記録する寺崎英子の遺したフィルム」　
　 会期：11月21〜26日　場所：仙台アーティストランプレイス

参考：仙台写真月間 2017 公式サイト http://www.bookshelf.cc/photo/

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今回、展示の話を聞いて細倉がある栗原市から来られた方も多数おられました。 そういった方々から、細倉でも展示してほしいとの要望が多く寄せられたため、細倉での巡回展が実現しそうです。詳細はまた後日。

文・小岩　勉
活動日：2017年12月26日