会期初日の2023年1月11日、「三ヶ尻敬悟プロ(contact Gonzo）らによる公開練習」と題して、コンタクトゴンゾとドットアーキテクツのメンバーによるプレーが披露されました。

　
パターの説明をするコンタクトゴンゾの三ヶ尻敬悟プロ。手前でマイクを持ち、進行と実況を担当するのは、同グループの塚原悠也プロです。

　
1番ホールの名称は「定禅寺ストレート」。

基本のストレートで、自分の選んだ（制作した）パターを身体になじませ、ボールの動きと力の加減を調整します。

ちなみに、この1番コースの名前の由来は・・・・

メディアテーク前にある「定禅寺通（じょうぜんじどおり）」。

四季を通じて様々な催しが行われる通りで、「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」など、通り名が付いたお祭りもあります。

「定禅寺ストレート」、絶妙なネーミングです。

そして、、初日公開練習の三ヶ尻プロのスコアは「28」！

受付には、常にその時点での「ベストスコア」が表示される仕組みとなっています。来場者が、このスコアを超えていくかどうか？？

公開練習時には、NPO法人エイブル・アート・ジャパンさんをはじめとする関連イベントの協力団体さんも集まり、作家を交えて、コンペ【ジョウゼンジ杯】の相談をしました。

コンペ【ジョウゼンジ杯】は、次の3つで構成されています。

１）勝負の手がかりは音!?　見えない人・見えにくい人と一緒にプレーを楽しもう!!
協力：障害者地域活動推進センターきりん（NPO法人アイサポート仙台）

２）サイレントなゴルフ場!?　手話や筆談でプレーを楽しもう!!
協力：みやぎデフキッズクラブ

３）家族対抗!!　パターゴルフ大会!!
協力：障がい者サポーターズGolazo!、尚絅学院大学

見えない人、聞こえない人、多様な参加者を想定しながら、どんな風に遊べるか内容を考えます。

さて、会期最終日のベストスコアは、、、

なんと「16」となりました！たけるさんの記録です。

どのホールも3打以下で決めています。この記録が出たのは最終日でした。最後7番ホールでホールインワンという劇的展開に、作家のみなさんからも感嘆の声が。

会期中、べストスコアに挑戦し、楽しんでいただいたリピーターのみなさま、ありがとうございました。

この様子は、展覧会の記録映像として「せんだいメディアテーク・オンライン」で配信しているほか、当館2階の映像音響ライブラリーでDVDの貸出を行っています。