報告 2017年10月20日更新

10月21日(土)、「鷲田清一とともに考える8 <持ち場>って? / はたらき、かせぎ、であう」鷲田清一館長によるトークセッションが開催されました


2017年10月21日(土)「鷲田清一とともに考える⑧」が、メディアテーク1階のオープンスクエアで開催されました。このトークセッションは2013年度より、鷲田館長が各分野のプロフェッショナルからお話をうかがい、社会の課題について市民と共有し考えを深めてきました。今回は若者の雇用について、問題提起をおこなった『仕事のなかの曖昧な不安』や、東日本大震災以前より、釜石で取り組んできた「希望学」で注目を浴びている経済学者の玄田有史さんをお迎えし、<持ち場>ということを切り口に語っていただきました。まず前半は、実際に釜石での玄田さんの様々な体験をお話し頂き、<持ち場>という言葉についての考察を深めました。それを受け、後半は鷲田館長との対談となり、「代理」や「代替」という言葉の差異、「ブリコラージュ(器用仕事)」「ウィークタイズ」ということについても議論を深めました。終盤には、会場からも様々な質問や感想も述べられ、議論は大いに盛り上がりました。


対談前半は玄田有史さんのプレゼンテーション。


向かって右が玄田有史さん。鷲田館長と対談。


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