報告 2018年12月23日更新

12月23日(日・祝)鷲田清一とともに考える ⑩ 転機はじぶんで作る/元ママさん記者の青空相談室。鷲田清一館長によるトークセッションが開催されました。


2018年12月23日(日・祝)、「鷲田清一とともに考える⑩」が、メディアテーク1階のオープンスクエアで開催されました。10回目となる今回は、新聞記者の小国綾子さんをお招きいたしました。 小国さんは、これまで新聞記者として常に「傍観者」でしかないことに戸惑いながらも、取材の対象に寄り添おうという姿勢を貫いてきました。また、ご自身の様々な「転機」に触れ、迷ったときは〈やったことのない方を選ぶ〉という信念に基づいて行動し、これまでにも多くの著作を発表されてきています。その実行力は私たちに大きな勇気を与えてくれます。今回の「対談」の中でも、例えば、赤ちゃん連れの旅の苦労も、乳飲み子をかかえるからこそできる旅行の楽しさという発想の転換をしたこと(『ベイビーパッカーでいこう!―赤ん坊とザック担いでスペインの旅』)や、最近話題となっている「ワーク・ライフ・バランス」という考え方ではなく「ワーク・ライフ・ミックス」と考えてみること、また米国から帰国して日本での生活の中で感じたのは「空気を読むだけの人間にはならない!」などの「キーワード」とともに今という時代を考えました。また終盤には、会場からもご感想や素晴らしいご質問を頂き、また小国さんは真摯に向き合ってお答え頂きイベントは大いに盛り上がりました。


壇上でお話をされる小国綾子さん。


鷲田館長(左)と小国さん(右)


後半になり、会場からはいろいろなご質問を頂きました。


この日会場は231名。大勢の方が聴講されました。


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