2023年5月13日(土)、「鷲田清一とともに考えるパート２ ドートクのじかん 4じかんめ 寛大 」が、メディアテーク1階のオープンスクエアで開催されました。

この「ドートクのじかん」は、メディアテーク館長の鷲田清一が、各分野のプロフェッショナルをゲストにお招きし、対話を通して現代社会の状況や課題について、来場者とともに考えを深めるトーク企画「鷲田清一とともに考える」です。「ドートクのじかん」では、世の中に厳しい言葉が飛び交い、さまざまな倫理感が揺らいでいくかのような現在において、あらためて、「愛」「節度」「公平」といった「徳目」のほんとうの意味について、ゲストの考えを起点としながら、来場者とともに紐解いていきます。

４回目となる今回の徳目は「寛大」。多様な個人が、相互にあるがままの資質の理解を深め、安心して生きていくことができる市民社会を願う、日本文化に造詣の深いロバート キャンベルさんをゲストにお招きし対話を重ねました。

なお、この「ドートクのじかん」の様子は、２階の「映像音響ライブラリー」に今年度内に配架される予定です。視聴することができますのでどうぞお楽しみに。

ドートクのじかんの４じかんめ、徳目は「寛大」です。

ゲストは日本文学研究者のロバート キャンベルさんです。

はじめての申し込み制での開催に会場はほぼ満席となりました。

今回も手話通訳と要約筆記の皆さんにお手伝いいただきました。

対談後、お二人での記念写真。