報告 2012年06月16日更新

第2回3.11定点観測写真アーカイブ・プロジェクト 公開サロン「みつづける、あの日からの風景」レポート


【開催概要】
日時:2012 年 6 月 16 日(土)14:00-16:00
会場:せんだいメディアテーク 7f スタジオa
(参考:https://www.smt.jp/projects/teiten/2012/06/3-11-.html


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第2回にあたる6月16日は、約20名のお客様がご来場くださったなか、定点観測のありかたについて今回も意見が交わされました。

2回目レポート1

前回同様、キッチリ同じ場所を撮るのは難しい、という意見や、仙台市中心部は復興が早かったため、今撮っているのに、震災前を撮っているかのような錯覚になる、という意見が印象的でした。
また、地元の人間が、地元を定期的に撮る、という方法がよいのでは。という意見や、家の中の様子を撮るのは難しいが、子どもの成長ぶりを写すことで震災から時間の経過が分かるという意見もありました。

2回目レポート2

お客様の中に東京から来た方がおり、被災していない地域ではマスコミの報道(津波被害)しか知らないので、市民の生活ぶりを初めて知った。被災していない地域に広く伝えるため、このような取り組みは必要だと思う。より伝えるため、今後はもっと広く知らせていくための方法を考えていかなければならないのでは。という貴重な意見も出されました。

2回目レポート3

被災地の責任として、10年後、100年後という後世の減災免災に役立てるためにも、被災していない地域の方の意見は、自分たちの活動を明確にすると感じました。

報告:NPO法人20世紀アーカイブ仙台





*この記事はウェブサイト「考えるテーブル」からの転載です(http://table.smt.jp/?p=371#report


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