報告 2023年08月21日更新

【レポート】第20回公開ミーティングを行いました/ロゴが変わりました


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 ユースてつがくカフェも、再開をしてから2回目となりました。

 今回の参加者は、高校生3名と大学生1名。前回いくつか提案されたテーマの中から、「いつ大人になれる?」を切り口にミーティングを始めました。

 

「大人」の反対は「小人」だとしたら・・・「大人」って見た目や形で判断されるの? "「大人げない」「子どもらしい」は、どういう意味なんだろう?"といった話からはじまり、だんだんと「精神的な成長」や「気持ちの伝え方」といった話へと展開していきました。「あこがれの人」「お手本となる人」のような存在が「大人」なのではないか。気持ちが安定している人、感情の揺れが少ない人が「大人」なのではないか、といった話が語られていきました。また、人と比べないこと、自分を自分として肯定することが、気持ちを安定させることなのではないか、などさまざまな考えが続きました。

 また、対話が展開するなかで「この場だから話せることもある」といったことを伝えてくれた参加者もいました。「個人的な体験」「個人的な考え方」「個人的な悩み」など、私たちは自分の中に閉じ込めてしまいがちな「個人的な○○」を持っていると思います。でも、それって心のなかで、まるで押し入れの中にしまい込むかのように、押しとどめてしまうものなのでしょうか。「個人的な○○」であっても、その場や状況にふさわしい言葉を選んで、周りを気遣いながら、みんなが共有できるように、伝える。それは、優れて「パブリック」なふるまいではないかと思います。

 

 

「ユースてつがくカフェ(仮)公開ミーティング」の終了後は、参加してくれたみなさんと<プロジェクトの名称><広報文><ロゴ>について意見を出し合いました。

・プロジェクト名称について

仮)がとれて、「ユースてつがくカフェ」となりました。日本語には「ユース」に該当する言葉があまりありません。「青年」「若者」「若人」だと堅すぎるし、「子ども」とすると、10代後半から20代前後の方が参加しにくいのではないか、ということもあり「ユース」という言葉を残しました。

・ロゴや広報文について

ロゴや広報文についても対話をしながら練り直しました。新しくなった文章をぜひ読んでみてください。

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(新ロゴ)


こんな風に、対話し、考え、物事を決めていくプロセスを時間や空間と共にひらいていくこと。それは「デモクラシーの実践」そのものではないでしょうか。

 

参加してくれた皆さん、ありがとうございました。

「ユースてつがくカフェ」は定期的に開催しておりますので、ふらっと遊びに来てみてください。


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