報告 2024年11月20日更新

【レポート】第32回公開ミーティングを行いました


今回の公開ミーティングには、9名の方が参加してくれました。まず、話してみたいテーマを挙げていくことから始まりました。

・ドラえもんの主人公は誰?

・自分のために働くのと他人のために働くのはどちらが幸せ?

・空にあこがれるのはなぜ?

・友達は多いほうがいいか?

・ひと晩たつことへの謎の安心感(昼と夜の8時間の違い)

・遠慮について

・選ぶこと

・批判のときに使う言葉

・なんで生きなきゃいけないの?

 

このようなテーマが出され、まずは「なんで生きなきゃいけないの?」というテーマからスタートし、参加者の間で多様な意見が交わされました。

 

「死にたい」という感情について、単に「死」を意味するのではなく、仕事や学校に行きたくない、またはその場から逃げたいといった気持ちも含まれることが指摘されました。また「生きたい」という思いがあるからこそ、辛い場所から逃げたいという感情が生まれるのかもしれないという考えも出されました。

 

さらに「なんで」という問い自体が、時に私たちを行き詰まらせてしまう"トラップ"にもなるのではという意見が出されました。迷いや悩みの原因を探し始めてしまうと何とかなるだろうという気持ちを持ちにくくなる、行動してから気づくこともある、という視点が出されました。「死なない理由を探すこと自体が人生なのかもしれない」「死の存在があるからこそ生きる力が湧いてくる部分もある」「何かを失う/リセットすることで心が強くなることがある」といった、人生観についても話が展開されました。

 

休憩を挟んだ後は、「友達は多い方が良いのか?」というテーマで意見交換が行われました。ここから自然と「友達とは何か?」という問いに話が広がり、家族や恋人とは異なり、友達には必ずしも明確な同意や定義がないことが話題に。友達は居場所や所属を感じるために必要とされる場合もある一方で、「年に一度会う友達」「毎週会う友達」「毎日顔を合わせる友達」など、関わり方や頻度も多様だという意見が出されました。「友達はラジオのようにお互いの波長をチューニングしながら付き合うもの」という比喩もあり、興味深い視点が共有されました。

 

今回の対話を通じて、生きる意味や人との関わりについて改めて深く考える機会となりました。今後もさまざまなテーマで対話の場を開いていく予定です。次回は、1222日(日)の開催です。ぜひ気軽に立ち寄ってみてくださいね。お待ちしています。


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