活版印刷ワークショップの内容を紹介します。

開館記念ワークショップのようす
開館記念ワークショップのようす

活版印刷ワークショップは、2001年にメディアテーク5階ギャラリーから始まりました。
現在は地下1階で活動しています。

ワークショップの内容

工房とワークショップの由来

せんだいメディアテークは2001年1月26日にオープンしました。開館記念展示の1コーナーに、「復活!カッパン印刷会社」が展示ならびにワークショップとして、5階ギャラリーにて開催されました。仙台市内の印刷会社に秘蔵されていた活字と、塩竃市の印刷会社から寄贈されたハイデルベルグのプラテン印刷機が、メディアテーク開館という縁の元に集結し、多くの方々に活版印刷体験をしていただくことができました。

2ヶ月の開館記念展示が終了したのち、一式が揃った活版印刷環境の処遇が検討され、21世紀において稼動できる活版印刷環境が希少価値を持つとともに、新旧の「メディア」を取り扱うメディアテークの姿勢に合致するものであることから、地下1階のスペースに移され、活版印刷工房が誕生しました。

工房では少しずつ活字や印刷機を補充し、活版印刷研究会の方々をはじめとするボランティアの方々の継続的なサポートをいただき環境を整えながら、年4回のペースで地道にワークショップを行ってきました。

メディアテークでは、新旧のメディアの橋渡し役ともいえるこれらの財産を活用した事業として、活版印刷ワークショップを開催していきます。

ワークショップ種別

活版印刷ワークショップには、ふたつの種類があります。両者合わせて、年4回のペースで行っております。

初級編のようす

初級編

広く一般の方々に活版印刷の楽しさを体験いただけるワークショップです。2日間じっくりと手作りのカード作りを行います。

実践躬行編のようす

実践躬行編

工房で自主的な制作を行うスキルを身につけるための中級編です。組版や印刷機の扱い方をじっくりと覚えます。初級編修了者が対象となります。

ワークショップの進行

活版印刷はもともと非常に高度な職人技が要求される印刷技法のため、このワークショップは2日間じっくりとかけて制作を行います。
各工程の詳細は「活版印刷の工程」をご覧下さい。

初級編の進行

1日目

活版印刷と工房の説明、ラフ案づくり、文選、組版、試し刷り

2日目

校正、本刷り、解版、活字を戻す、振り返り

実践躬行編の進行

1日目

基本事項のおさらい、組版の仕組みの解説、課題の組版、印刷機の使用方法

2日目

1日目のおさらい、自由課題(名刺)作成、技術指導、本刷り、解版、活字を戻す、振り返り